JR九州は、415系セミクロスシート車が門司港~鹿児島中央間を特別に運行するJR九州オリジナルツアー「415系夜行急行『日南』号の旅」を実施すると発表した。門司港駅発・鹿児島中央駅着のAコースは9月9日、鹿児島中央駅発・門司港駅着のBコースは9月10日に実施される。

  • 415系は国鉄時代に製造された近郊形電車。九州では鋼製車体の100・200・500番代やステンレス車体の1500番代が活躍している

「415系夜行急行『日南』号の旅」は、国鉄型車両415系セミクロスシート車を使用し、門司港駅から鹿児島中央駅まで日豊本線経由で特別に運行。かつて日豊本線を走行していた夜行列車の急行「日南」の雰囲気を味わえる。一部区間で途中の駅に停車しないノンストップでの運転も予定している。

JR九州が実施する、415系セミクロスシート車の走行するツアーはこれが最後とのこと。JR九州オリジナルグッズ(運転士用時刻表、車掌用時刻表レプリカ、オリジナル座布団など)の販売も予定されている。

旅行代金は、1名でボックスシートを利用するプランが3万3,000円、1名でベンチシートを利用するプランが2万1,000円、1~4名でボックスシートを利用するプランが1ボックス4万2,000円、ボックスシートを相席(2名まで)で利用するプランが2万1,000円など。「JR九州STORES予約」のサイトにて申込みを受け付ける。