ソニー損害保険は8月2日、「全国カーライフ実態調査」の結果を発表した。同調査は6月17日~20日、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000人を対象に、インターネットで実施した。
車社会で過ごすなかで、最近恐怖を感じること(体験したことに限らず、ニュースなどで知ったことを含む)について聞くと、「あおり運転による事故」(58.8%)が最も多かった。2位は「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」(53.4%)、3位は「高齢者・高齢運転者との事故」(50.0%)、4位は「飲酒運転による事故」(45.4%)、5位は「スマホ・携帯電話のながら運転による事故」(42.5%)だった。
昨年の調査結果と比べてみると、「あおり運転による事故」「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」「高齢者・高齢運転者との事故」は、昨年からそれぞれ順位を1つ上げている。
安全運転を支援する機能や装置の搭載状況について聞いた。機器の搭載率は「ドライブレコーダー(車両の走行状態や事故状況を録画する装置)」が49.3%で、昨年より6.3ポイント上昇している。「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」が34.1%、「車線逸脱防止支援システム(車両のふらつきや車線からのはみだしをお知らせする機能)」が35.5%、「定速走行・車間距離制御装置/ACC(アダプティブクルーズコントロール)」が27.0%だった。
自分が運転する車にドライブレコーダーを付けている人に、ドライブレコーダーを選ぶ際に重視した点を聞いたところ、「価格」(54.2%)が最も多かった。次いで「画質が良い」(37.7%)、「前後の映像を記録できる」(23.3%)、「全方位の映像を記録できる」(21.7%)、「夜間でも映像を記録できる」(19.5%)となった。
主に運転している車に付いているドライブレコーダーの価格は「1万円~2万円未満」(19.5%)や「2万円~3万円未満」(13.2%)との回答が多く、平均は2万3,052円だった。