京阪電気鉄道は、大津線開業110周年記念特別企画を8月15日から実施すると発表した。記念ラッピング電車の運行、記念乗車券の発売などを予定しており、期間は2023年3月末までとされている。

  • 大津線開業110周年記念ラッピング電車イメージ

記念ラッピング電車は石山坂本線600形1編成で運行。あわせてラッピング電車を含む石山坂本線600形2編成と700形1編成、京津線800系2編成に記念ヘッドマークを掲出して運行する。いずれも8月15日から運行され、期間は2023年3月31日までとなっている。

記念乗車券「大津線110周年記念大津線フリーチケット」は8月15日に発売。大津線全線乗降り自由になる大人用券2枚と台紙のセットで、発売額は1,400円。2023年3月31日まで、任意の1日利用できる。びわ湖浜大津駅にて1,000セット限定で発売する。

  • 記念ヘッドマークイメージ

  • 「大津線110周年記念大津線フリーチケット」イメージ

8月27・28日には、小学生と保護者110組限定で、錦織車庫(近江神宮前駅下車、徒歩すぐ)にて扉開閉操作や放送装置を使った車掌体験ができる体験会を開催。1日5回、各回11組22名を対象に実施する。参加費は110周年にちなみ、1組110円。京阪カードの通販サイト「e-kenetマーケット」にて、先着順で申込みを受け付ける。

12月初旬頃に四宮車庫、3月初旬頃に錦織車庫で、それぞれ撮影会を実施する予定もあるとのこと。2回の撮影会をセットにし、参加費1万円で参加者を募集する予定となっており、定員は120名。開催日や申込み方法は決まり次第、発表される。