待ちに待った夏休み、沖縄旅行を考えている人も多いはず。たくさんの魅力がある沖縄のスポットから、今回は那覇市の国際通り周辺の人気グルメをご紹介。旅行計画の参考にしてみては?

  • 今回は那覇市の国際通り周辺の人気グルメをご紹介

那覇空港から「ゆいレール」に乗って13分、県庁前駅で降りて県庁前の大通りを歩いて行くと、県庁北口の交差点から東に延びているのが国際通り。道路両脇のヤシの木が南国リゾート気分を盛り上げてくれる。牧志駅方面に歩いて行くと、様々な飲食店やお土産屋さんが並んでおり、多くの観光客で賑わっていた。

  • ヤシの木に囲まれて南国リゾート気分

■沖縄のソウルフード「ポーたま 牧志市場店」

散策しているうちに小腹が空いたということで、まずは国際通りから南側の路地に入ったところにある「ポーたま 牧志市場店」で軽く腹ごしらえ。"ポーたま"ことポークたまごおにぎりは、ポークランチョンミートとたまごを挟んだおにぎりサンドで、沖縄のソウルフード。店頭にはひっきりなしにお客さんがやってきて列をなしており、大人気の様子。

  • どれも美味しそうで迷ってしまう「ポーたま」のラインナップ

オーダーを受けてから手作りするので、出来立てホカホカの味が楽しめるところが嬉しい。早速、牧志市場店の限定メニューでからし菜とツナが入った「チキナー」(480円)をオーダー。待つこと数分、トレーにのったポーたまを持って道路向かいにあるイートインスペースへ。

  • ここでしか食べられない、からし菜とツナが入った「チキナー」

しっとりとした薄い海苔とごはん、ポークランチョンミートと1cmほどの厚さの卵が調和していて、まるでお弁当を手軽に食べているような感覚になる。からし菜のシャキシャキした食感がすごくイイ。ミートと卵が意外とあっさりしているので、軽く食事したいときや食べ歩きにピッタリ。

■地元の鮮魚が勢ぞろい「第一牧志公設市場」

「ポーたま 牧志市場店」の近くの「第一牧志公設市場」は、沖縄県の食材が集まった、「沖縄の台所」。東京ではお目にかかることができない鮮魚たちが所狭しと並んだ光景は壮観で、思わず足を止めてしまうはず。海ぶどうや島らっきょう等、沖縄土産にできる食材も揃っているので、沖縄らしさを体感したいときはここにくれば間違いなし。

  • 見たこともない魚やカニ、エビなどがズラリ、しかも安い

■家庭的な宮古そばのお店「どらえもん 国際通り店」

お昼ごはんは、国際通り沿いのビル2階にある宮古そばのお店「どらえもん 国際通り店」へ。店内は、家庭的な昔ながらの食堂といった雰囲気で、賑やかさにちょっと疲れてきた体を休めるのにちょうどいい心地よさがある。

  • 「どらえもん 国際通り店」の宮古そばはほっこり優しい味

テビチ、ソーキ、三枚肉が入っている「どらえもんそば」(900円)は、テビチ(豚足)のプルプルしたゼリー状の食感がクセになる一杯。

  • 美容に期待できそうなテビチのプルプルしたゼリー状の食感

平打ち麺とかまぼこ、あっさりしたかつおだしのスープで、ほっこり優しい味だった。それにしても、そばを食べてもガッツリとした肉がのっているところが、さすが「肉の沖縄グルメ」だ。

  • そばを食べていても、やっぱり沖縄は「肉」!!

■食後のデザートは「ブルーシール 国際通り店」

この季節はとにかく暑い! 冷たいデザートが食べたいなと思っていたところ、よく見ると行き交う人の中にはブルーシールのロゴTシャツを着た人がちらほら。そうだ、アイスクリームが食べたい。ということで、国際通りの真ん中あたりに店舗を構える「ブルーシール 国際通り店」へ。

  • 「塩ちんすこう」と「紅芋」のアイスは沖縄ならではのスイーツ

アイスだけじゃなく、クレープやパフェ、タピオカドリンクなども楽しめるお店だ。色とりどりのケースの中から、沖縄ならではの「塩ちんすこう」と「紅芋」をチョイス。ちんすこうのクリスピーな食感と、塩が引きたてるバニラの味が美味しい。まったりとした紅芋との相性も◎。

  • めちゃくちゃ暑い日にはシャーベットでさっぱりと

さらに人気フレーバーの「ライムシャーベット」と「シークワーサーシャーベット」もオーダー。シャーベットのさっぱり感が汗を引かせてくれる。ブルーシールは国際通り観光のオアシス的な存在だ。


その他、やっぱり沖縄といえばステーキを食べたいという人には「ステーキハウス 88」がおすすめ。また、どんなところに行けばよいか迷ったときは、「国際通り屋台村」へ行ってみてはいかがだろう? 沖縄の島々で採れる食材を使った郷土料理やオリジナル料理など、地元の魅力を存分に味わえるはずだ。

  • 国際通り屋台村

せっかくの沖縄旅行、東京では味わえないグルメ体験で忘れられない夏の思い出を作ってみては?