茨城交通、みちのりホールディングス、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、小田原機器、QUADRACはこのほど、茨城交通の運行する路線バス(約 400 台)において、新たに各種キャッシュレス決済を導入することを決定した。

現在、茨城交通の路線バスでは ICカード・現金以外の決済手段がなく、ICカードも「いばっピ」(統合 前の茨城交通エリア)、「でんてつハイカード」(旧日立電鉄交通サービスのエリア)の互換性の無い2つのサービスが併存している。

この度、全エリアのサービスを「いばっピ」に統一するとともに、路線バス全車両(約400台)に、新たにVisaのタッチ決済やQRコード決済を導入。これにより、乗降時あるいは降車時に、端末にかざすだけで運賃の支払いを完了することができるようになる。

利用可能となる支払方法は、「Visaのタッチ決済(クレジット・デビット・プリペイド)」、「QR コード決済(PayPay、メルペイ、d払い、au PAY、LINE Pay)」、茨城MaaSで販売するデジタルチケット「MaaS デジタルチケット」、茨城交通発行のICカード「いばっピ」。すべてのキャッシュレス決済手段を同じ決済端末で処理し、分かりやすい利用方法を実現するという。

なお、導入時期は2023年12月頃を予定している。