東海地区を拠点に活動する5人組ボーイズグループ・Hi☆Fiveが1日、愛知・今池ガスホールにて5人体制最後の公演を行った。林拓磨、大友海、大谷悠哉の3人がこの日をもってHi☆Fiveを卒業。5人での活動に幕を下ろした。

  • Hi☆Five

ライブはメンバーの「We Are Hi☆Five!」の掛け声でスタート。1stシングルとして発売されグループの代名詞的な「We Are Hi☆Five」、これからの新しい道を明るく照らし背中を押してくれるメッセージが込められた3rdシングル「WE CAN FLY」などを含む計10曲(重複含め12曲)を披露し、客席いっぱいの選ばれた約350人と配信でファンに感謝の気持ちを届けた。

MCでは、CDのリリースイベントで加藤が野口に本気で怒ったエピソードや、メンバー全員でグアムでMVの撮影をしたエピソードなど、様々な思い出話に花を咲かせました。

林が作った「1stシングル『We Are Hi☆Five』はオリコンデイリーシングルランキング1位を獲得したが、初動3日間の売り上げ枚数は?」という問題では3万8000枚と予想を遥かに超える結果だったことを明かし、改めてファンへの感謝を伝えた。

その後、先輩グループMAG!C☆PRINCEの日本ガイシホールでのデビュー公演を振り返るや否や、舞台袖からHi☆Fiveの門出を祝おうと駆け付けたMAG!C☆PRINCEの3人が登場。永田薫・大城光・平野泰新がそれぞれ5人へのメッセージを伝えた。

永田は「初めてできた後輩のHi☆Five5人と過ごせた時間がすごく楽しかった。これからもそれぞれ道は違っても5人が後輩であることは変わらないので、何かあればいつでも頼ってください」

大城は「後輩になってくれたこと、ここまで駆け抜けてくれたことに感謝しています。初舞台をガイシホールで迎えたすごいグループで、後輩というよりライバルとしてみてきました。どんな形でもそれぞれの決断は素晴らしいと思うので、これからも先輩としてできることは何でもします。何かあったらいつでも連絡してください。何でもおごります! 笑」

平野は「初めてできた後輩で歳の離れたメンバーもいて最初は不安でした。ガイシホールでデビューしたところからずっと見ていて、どんどん成長してかっこよくなって…。僕らも負けないように頑張ろうと思うことができ、お互い尊敬しあいながらでここまで進んで来れました。これからも応援しています。僕もHi☆ボーイの一人です!」とエールを込めた。

メッセージをしっかりと受け取った5人はマジプリの3人と共に「YUME no MELODY」を、「何度倒れたって、願いの限り行くんだ」と時折肩を組むなどしながら力強く歌い、8人での最後の時を楽しんだ。

「もしも僕が世界を変えれたら」では8人横並びでこぶしを掲げ、「もしも君が明日を変えたいなら 難題な問題 何万回 立ち向かおう さぁ行こう 最高が待つ未来へ」とそれぞれ始まる新たな日々へ期待を込めたパフォーマンスでファンを魅了した。

ライブ中盤には、2018年12月23日に結成してから3年半の色々な出来事をHi☆ガール&Hi☆ボーイと一緒に振り返る「アリガトウの軌跡ムービー」を公開。結成当初からメンバー・マネージャーが撮り溜めて、どこにも出してこなかった秘蔵写真には初々しい姿もあり、会場は笑顔に包まれた。

そして、メンバーからファンの方々へ、各メンバーへの思いも込めて感謝の気持ちを伝え、本編の最後は5人で大切にしてきた「We Are Hi☆Five」で締めくくった。

ファンからの鳴りやまぬ拍手に応え、アンコール。「恋をしようJAPAN」、「 WE CAN FLY」の2曲を披露し、最後の最後まで、笑顔で感謝の気持ちを届けた。

5人がコメントを寄せた。

【加藤大悟】
「Hi☆LIVE reproduction ~アリガトウの軌跡~」無事終了いたしました。
5人揃っての最後のライブ、本当にこれで最後です。
僕たちはこれからいろんな道に進むわけですけれども、とりあえずこのライブは走り切りました。本当に色々感慨深いものがありましたし、何といっても5人で立てる幸せを、ラストですが、改めて感じることができました。
僕たちはこのような時代に生まれたグループですが、そんな中でもこうして5人全員がそろってステージに立ってお客様にエンターテインメントを届けて、Hi☆ガール、Hi☆ボーイの皆様にありがとうを届けることができる、本当にこんな幸せなことはないなと改めて実感することができました。支えてくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。
そして、僕たちHi☆Fiveは、野口友輔と加藤大悟2人になります。
色んなことがあると思います。挫折もすると思います。道を間違えることもあると思います。ですが、たとえどんな道だとしても、応援してくれるファンの皆様がいてくれる限り頑張れると思いますので、これからも新生Hi☆Fiveを是非応援してください。
よろしくお願いいたします。

【野口友輔】
5人での最終ライブが終了してしまいました。
僕のこの世界での始まりはHi☆Fiveですし、これからもHi☆ガール、Hi☆ボーイの皆様をより笑顔にできるように頑張っていくと同時に、卒業していった3人とも心は繋がっているので、お互いに切磋琢磨しつつ頑張っていきたいなと思います。
これからのHi☆Five、卒業していく3人、そして野口友輔をどうぞよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。

【大友海】(卒業)
「Hi☆LIVE reproduction ~アリガトウの軌跡~」にご来場いただきまして誠にありがとうございました。これまで3年半、Hi☆Fiveとしての大友海を、そして5人を応援して頂き本当にありがとうございました。僕はこれからもメンバー5人がとにかく大好きです。
卒業していきますが、送り出してくれた、そして背中を押してくれたメンバーへの恩返しは僕がこれから進むべき役者として結果を出して活躍することだと思っています。
これからも全力で駆け抜けてまいりますので、どうか応援の程よろしくお願いいたします。 本日は誠にありがとうございました。

【林拓磨】(卒業)
「Hi☆LIVE reproduction ~アリガトウの軌跡~」にお集まりいただき本当にありがとうございます。僕はHi☆Fiveになる前の当初、元々TikTokで活動していたということもあって受け入れてもらえるか心配で不安だった時もありました。でもそんな時に支えてくれたメンバー、そして「We Are Hi☆Five」のリリースイベントの初日にファンの皆様、Hi☆ガール、Hi☆ボーイの皆様に直接お会いした時に一気に肩の力が抜けたのをすごく覚えています。皆さんの「はやたくー!」、「拓磨くん!」、「頑張って!」といった言葉を直接聞いた時になんて優しい方々なんだろう、なんて温かいファンの皆様なんだろうと思い、リーダーとして初めて自信が持てた瞬間でした。これからはHi☆Fiveを卒業という形にはなりますが、5人の絆は決して切れることはないですし、これからも良き友人として、良きライバルとして高みを目指して頑張っていきたいなと思っております。
個人の活動としましては、TikTokの投稿を頑張るとともに、新たなる可能性を見つけて俳優、バラエティ、SNSなど様々なジャンルで活躍できるよう精進していきたいと思っておりますので、引き続き温かい応援の程よろしくお願いいたします。

【大谷悠哉】(引退)
今日はご来場いただきありがとうございました。僕は8月1日のこのライブをもちましてHi☆Fiveを卒業し、芸能界を引退します。Hi☆Fiveは僕がアイドルをやりたいと言っていた中で、ようやくその夢を叶えることができたグループで、5人とも3年半の間共に頑張ってきて、番組やラジオなど色々な経験をさせて頂きました。
僕は引退しますが、Hi☆Fiveは5人とも個性豊かで、「どこに行ってもこんなグループはない!」と思うほどHi☆Fiveはすごいなと思っています。
これからもHi☆Fiveの事を応援してあげてください。
ありがとうございました。