大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第29回「ままならぬ玉」が31日に放送され、善児(梶原善)に育てられた孤児・トウ役を演じる女優の山本千尋が初登場した。
三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝の右腕として活躍し、武士の世を盤石にした鎌倉幕府の2代目執権・北条義時(小栗旬)の物語。
大河ドラマ初出演のトウ役・山本は、初登場で華麗な身のこなしと見事な剣捌きを披露。“二代目善児”として視聴者に衝撃を与えた。SNSでは「トウすごいなアクション」「山本千尋さん、さすが過ぎる~~~!!!!」「さすが山本千尋さんカッコいい」「トウちゃんかっこよすぎて惚れる」といった声が続出した。
山本は、3歳より中国武術を習い、数々の世界大会で優勝、JOCジュニアオリンピックでは長拳・剣術・槍術の3部門で3連覇の実績を持っている。裏付けされた実績と数々の作品でのアクション経験を今回の大河で生かす。トウが何を想い、狙うのか、今後の物語にどう絡んでいくのか。
出演発表時、山本は「静かな覚悟を抱きながらも志を受け継ぎ、鬱憤と恩愛の迫間で生きる彼女の運命に、三谷さんが与えて下さった新たな挑戦と愛を感じます。『僕も楽しんで書いていますので、楽しんで鎌倉時代を駆け抜けて下さい』とお言葉を頂きました。大義名分の鎌倉時代に炎の化身の如く、強く、儚く、いい意味で裏切られる存在でありたいと共に、まずは初めての大河ドラマを思いっきり楽しみたいと思います」とコメントしていた。
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