角川アスキー総合研究所は7月28日、ムック本『後悔しない街選び超データBOOK』を発売した。

  • 首都圏エリアの街選びに役立つデータが充実したムック本『後悔しない街選び超データBOOK』

同書は、「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げるLIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」が全面監修を行っている。

「LIFULL HOME'S」が調査した「住みたい街ランキング」の最新版や不動産市場のトレンド、住宅購入の基礎知識を解説する特集をはじめ、「住まい探し」に役立つ様々なデータやランキングを紹介。

その中の「住みたい街を考えるために! いろいろランキング」の企画では、首都圏(1都3県)を対象に「回転寿司が多い街」「100均が多い街」「子どもが多い街」といった、他にはない切り口のランキングを掲載している。

「回転寿司が多い街」と「100均が多い街」では、なんと「八王子市」と「足立区」がどちらも同率1位という結果に。「子どもが多い街」は、千葉県の印西市や流山市が上位にランクインするなど、自治体の子育て政策を反映した結果になった。

  • 「回転寿司が多い街ランキング」では、東京都「八王子市」と「足立区」が1位に

大人にも子どもにも人気の回転寿司。「回転寿司が多い街ランキング」では、大手回転寿司店のスシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司の店舗数を独自に集計している。

1都3県で最も回転寿司が多い市区町村は、東京都の「八王子市」と「足立区」で、どちらも12店舗だった。ファミリー層の住まいの近隣にはぜひほしい店舗なので、住まい探しでチェックするポイントの1つになりそうだ。

  • 「100均が多い街ランキング」でも、東京都の「八王子市」と「足立区」が同率1位に

今や生活に欠かせなくなった100円ショップ。「100均が多い街ランキング」では、大手100円ショップのダイソー、キャンドゥ、セリアの店舗数を独自に集計している。

1都3県で最も100円ショップが多い市区町村は、なんと「回転寿司が多い街ランキング」と同様、東京都の「八王子市」と「足立区」という結果となり、どちらも29店舗だった。

また、千葉県、埼玉県、神奈川県でそれぞれ1位を見ると、千葉県では「船橋市」の27店舗、埼玉県では「川口市」の25店舗、神奈川県では「藤沢市」の23店舗という結果となった。

  • 「子どもが多い街ランキング」は千葉県の「印西市」が1位。自治体の子育て支援策の充実度が影響か

15歳未満の人口構成比が高い「子どもが多い街ランキング」は、千葉県の「印西市」が15歳未満の人口構成比16.4%で1位となった。

2位に千葉県の「流山市」、3位に埼玉県の「滑川町」がランクイン。子育て支援策に力を入れている自治体が上位にランクインする傾向となった。ほかにも、神奈川県の「開成町」や埼玉県の「吉川市」といった、人口10万人以下の比較的小規模な街もランクインしている。

また同書は、ムック本はランキング以外のコンテンツも充実。『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さんへインタビューした「面白い街の探し方」や、「住みたい街ランキング」上位の街のグルメ、人気スポットを紹介するタウンガイドなど、暮らしを楽しくする情報も満載となっている。A4判、100ページで、定価は780円。