Job総研は、就活の嘘に関する実態調査の結果を7月25日に発表した。調査は7月6日〜11日、社会人3年未満で20人〜1,000人以上規模の会社に所属する男女191人を対象に行われたもの。

  • 就活で嘘をついたことがありますか

まず、就活で嘘をついた割合は38.7%であった。嘘の内容については、「第一志望の企業ではないのに第一志望だと答えた」が48.6%で最も多く、次いで「ガクチカの内容を盛って話した」が27.0%、「全く経験したことのないことを自己PRで伝えた」が10.8%で続いた(「ガクチカ」とは「学生時代に力をいれたこと」)。

  • 就活でついた嘘の内容

嘘の内容でも面接官は興味を示していたか尋ねると、「とてもそう思う」「そう思う」を合わせて66.2%が「そう思う」と回答している。

  • 面接官は嘘の内容に興味を示しましたか

嘘の内容で選考を受け内定をもらった人は、83.8%。さらに、嘘の内容で評価されたと感じた人は73.0%いた。

就活の選考では突飛なエピソードでないと評価されにくいと感じるか尋ねてみると、合わせて43.4%が「そう思う」(31.9%)、「とてもそう思う」(11.5%)と回答した。

  • 嘘の内容で内定をもらったことはありますか

  • 嘘の内容で面接官は自分を評価していたと思いますか

次に、企業側から選考で伝えられていた内容に対して質問したところ、45.0%が「伝えられていた内容と異なっていた」と回答。具体的には「仕事内容」が37.7%で最も多く、次いで「給与」(20.9%)、「残業」(17.4%)が続いた。