やる気スイッチグループは7月23日、「夏休みの宿題・自由研究」に関する調査結果を発表した。調査は7月15日~20日、同グループのスクールに通う未就学児~高校3年生の生徒とその保護者569組を対象にインターネットで行われた。
夏休みの宿題の取り組み方について質問したところ、夏休みの宿題を前倒しで「できるだけ早く終わらせる」が最も多く35.5%。次いで「計画的にこなす」(27.1%)、「計画は立てず空いた時間で取り組む」(24.1%)と続き、「締切の直前・夏休みの最終日にまとめてやる」という人は7.2%だった。
また、「宿題を誰かに手伝ってもらっていますか?」と尋ねたところ、普段の宿題については85.4%が「自分で頑張る」と回答。夏休みの宿題についても67.1%が「自分で頑張る」と答えるも、「保護者に手伝ってもらう・もらった」割合が45.5%と、普段(17.9%)よりも倍以上高い結果となった。
続いて、夏休みの宿題の中で好きなものを聞いたところ、「タブレット学習」(49.0%)が最も多く、特に小学生(56.4%)が楽しく取り組んでいるよう。一方、苦手な宿題のトップは「読書」で54.7%。次いで「自由研究」(35.7%)、「調べ学習」(28.8%)と続いた。
「自由研究」について、取り組み状況を聞いたところ、およそ4割(38.8%)が「夏休みの必須の宿題として取り組んだ/取り組む予定」と回答。また、「任意だったが取り組んだ/取り組む予定」(13.9%)と合わせると、全体の半数以上(52.7%)が自由研究に取り組んだ/取り組む予定であることが明らかに。
自由研究の内容については、小学1~3年生は「プログラミングでのゲーム作り」「生き物採集」「オリジナル路線図を作った」など、小学4~6年生については、「大正時代の暮らしについて」「太陽の熱でゆでたまごができるのか?の実験」などがあがった。
一方、中学生・高校生になると、「パルスオキシメーターを使って呼吸を止めた時に酸素飽和度がどのくらい下がるか」「シーグラス探しと海洋ゴミ問題」「混ぜるものでパンケーキの膨らみはどれくらい違うのかレポートした」といった内容があがった。
最後に、保護者に対し、「普段の宿題・夏休みの宿題の量について」希望を聴取したところ、いずれも保護者の半数以上が「量にはこだわらないが、その日/1学期の復習をしっかりできるようにしてほしい」と考えていることがわかった。