MMDLaboは7月21日、「給与デジタル払いと個人間送金に関する調査」の結果を発表した。調査は6月24日~7月1日、18~59歳の就業している全国の男女6,080名を対象にインターネットで行われた。

  • 給与デジタル払いの利用意向

    給与デジタル払いの利用意向

給与デジタル払いの認知度について調査したところ、「知っており、内容を理解している」が23.5%、「言葉を聞いたことがあるが、内容は知らない」が28.5%という結果に。

また、利用意向を聞いたところ、33.6%が「(やや)利用したい」と回答。特に、10代男性(58.8%)や20代女性(47.4%)、30代女性(47.3%)で高い割合に。給与のデジタル払いが解禁された場合に受け取りたい給与の種類を聞くと、「すべての給与」(41.8%)が最も多く、次いで「交通費や出張費、仮払金など経費」が34.4%、「ボーナスやインセンティブなど賞与」が30.8%となった。

  • 個人間送金を利用したことがあるサービス

    個人間送金を利用したことがあるサービス

次に、個人間送金について聞いたところ、「電子マネー機能を使っており、個人間送金を利用したことがある」「電子マネー機能を使っており、個人間送金をできることは知っていたが、一度も利用したことがない」がともに31.6%という結果に。

個人間送金を利用したことがあると回答した441名を対象に、利用したことがあるサービス(複数回答可)を聞いたところ、「PayPay」(77.8%)、「楽天ペイ」(32.0%)、「LINEPay」(28.1%)が上位に。また、メインで利用しているサービスでも「PayPay」(58.5%)が最も多く、次いで「楽天ペイ」(11.3%)、「d払い」(7.5%)と続いた。

  • 個人間送金サービスが使えるようになって欲しいサービス

次に、個人間送金を利用したことがあるシーンを聞いたところ、「家族・友人に少額のお金を借りたときの返済手段」(49.4%)、「飲食会計の割り勘」(44.2%、)「行事やイベントでの集金」(29.0%)が上位に。

また、個人間送金サービスが使えるようになって欲しいサービスについては、「モバイルSuica」(22.2%)が最も多く、次いで「nanacoモバイル」(17.0%)、「iD」(15.4%)と続いた。