女優の藤原紀香が21日、都内で行われた「アサヒ生ビール マルエフ横丁 in 東京ミッドタウン日比谷」オープン発表会に、お笑いタレントのヒコロヒーとともに出席した。

「アサヒ生ビール マルエフ横丁 in 東京ミッドタウン日比谷」オープン発表会に出席した藤原紀香

同イベントの"期間限定女将"に就任し、黄色の着物姿で登場した藤原は「今日は自宅の桐たんすからマルエフカラーの置物を選んできました」と笑顔で挨拶し、28年前はアサヒビールのイメージガールを務めていたが「デビュー2年目の28年前、1994年に8代目として務めさせていただきました。だからビールについていろんなことを覚えましたよ」と回顧。イメージガール時代のポスターが登場すると「かなりおぼこい感じがしますね」と照れ笑いを浮かべつつ、「大人っぽいイメージを一生懸命頑張って作ろうと思っていたときでしたね」とにっこり。当時の自分にどんな言葉をかけたいか聞かれると「これから楽しいことがいっぱいあるよって(笑)。いろんなことがあるけど、すごく楽しいよって言ってあげたいですね」とコメントした。

また、イメージガール時代の思い出を尋ねられると「日本全国いろんなところを回りました。それぞれのご当地ビールが飲めるのがとっても楽しくて、PRコメントなんかも全部新幹線の中で覚えて、当時はマネージャーがついていなかった時代なので、自分で切符の手配をして、広告代理店さんとやり取りをして、大きな荷物を持って乗り込みました」と懐かしみ、「1回、脳にしまったものの引き出しを開けてみると、(当時覚えたことを)覚えているんですよね。そのときに、人にPRするにはどうしたらいいのかとか、いろんなことを学ばせていただいたり、全国行脚していろんなことができるようになりました」と語った。

さらに、自身にとってお酒はどんな存在か聞かれた藤原は「今は大変な時代になってますでしょ。ですから心のゆとりを生みたいときだったり、ゆったりとしたいなと思うときだったり、そういうときに飲んだり、たまに会ったときにお酒飲みながらいろんな話をして、人と人とのつながりを感じたり、そういうときに飲みたいですね」と答えた。

イベントでは、藤原が女将の初仕事として、お客様第1号として駆けつけたヒコロヒーにビールを提供する一幕もあり、「紀香女将のビールでしょ。ワシしか飲んだことないんじゃないですかね」と期待に胸を躍らせたヒコロヒーは、藤原が注いだビールを口にすると「うまー。うまい!! 10時ですよ。ありがとうございます」と満足げな表情を浮かべた。