小田急電鉄は、バスで行く「小田急まなたび de 社会科見学ツアー」の第2弾として、「小田急大野総合車両所と神奈中バス厚木営業所ダブル見学会」を8月27日に実施すると発表した。

  • 小田急電鉄の車両を大型クレーンで吊り上げる様子(イメージ)

普段、関係者以外が立ち入ることのできない車両整備工場や車庫にて、メンテナンスされる車両の見学や車両機器の操作などを体験できる企画として開催。ロマンスカーや通勤車両を整備している大野総合車両所では、専用の大型クレーンで車体を吊り上げ、移動させる光景を間近に見学できる。その後、施設内を車両整備士の社員が案内し、モーターや空気圧縮機など車両機器の役割も解説する。運転席のブレーキや、車掌が使用する扉の開閉スイッチの動作テストも体験できる。

バスの車庫と整備工場が併設されている神奈川中央交通東厚木営業所では、神奈川中央交通のマスコットキャラクター「かなみん」が、昭和10年代に活躍した代燃車「三太号」、現在活躍している全長約18mのノンステップ連節バス「ツインライナー」などとともに参加者を出迎える。車両見学と写真撮影を楽しめるほか、「ツインライナー」車内での洗車機体験、連節バス運転士による運転方法の解説の時間も設ける。

  • 神奈川中央交通東厚木営業所にて、代燃車「三太号」の撮影も可能

参加費は大人9,800円・こども9,300円。定員は50名。7月21日から、「小田急旅の予約サイト」にて先着順で参加申込みを受け付けている。