女優の中村アンが、きょう20日放送のテレビ朝日系バラエティ番組『ノブナカなんなん?』(毎週水曜19:00~※一部地域除く)に出演する。
今回は岩手県に住む世界的に有名な水中写真ハンター、元エンジニアのリケジョであるアリスさんを紹介する。世界40カ国以上ですでに1000ハントを経験し、世界的な雑誌のナショナルジオグラフィックトラベル写真部門でグランプリを獲得した唯一の日本人であるアリスさん。1ハントは50万円、サメなどの巨大生物にも恐れずに果敢に挑み常に命の危険が付きまとうという。東京から船で約7時間半の伊豆諸島の御蔵島(みくらじま)でアリスさんが狙いたい獲物は「ハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)」の大群。美しいサンゴや差し込む太陽光とコラボさせて撮りたいとのことだが、世界的にもこの構図で納められた写真は未だないといい、ハントできる確率は「1パーセント」だという。
1パーセントの奇跡に挑むチームは、アリスさんを筆頭にガイド歴30年のダイバー、船頭は船長歴30年とベテランの猛者ぞろい。さらに阿部寛が大好きというアリスさんのために、阿部のモノマネで知られる芸人・ラパルフェの都留拓也たちも賑やかし要員として駆けつける。中でもスキューバダイビングの資格を持つ都留は、アリスさんとともに潜って水中でもサポートすると息巻く。
さっそくアリスさんたちは、出没情報が多数ある神子元島(みこもとじま)のスポットに出向く。水面~水深200m以上に生息するとされるハンマーヘッドシャークの大群を求めて海にダイブするが、身体にかかる負荷を鑑み、1回の潜水時間は20~25分で3本までが限界。ベテランガイドの目利きで細かくスポットを変えながら挑んだ2本目では、日本の固有種である魚「タカベ」の大群に遭遇して激しい潮の流れに抵抗しながら美しい写真を撮ることに成功する。さらには体長1.5mにもなる絶滅危惧種・アオウミガメも現れ、レアな場面の連続にスタジオは沸く。
そして、最後のダイビング。これまでハンマーヘッドシャークの痕跡さえも確認できていないが、残り10分、何かを感じたアリスさんがポイントを変える。アリスさんの祈りは届くのか。ここでこの企画恒例の平井堅の楽曲「ノンフィクション」がかかる“平井堅リーチ”が。その瞬間は突如訪れる……!? 中村が「鳥肌立ちました」と両腕をさすり、ノブが「やっと番組が成功した!」と安堵の表情を浮かべた“世界初”の1枚とは。