現在、バーガーキングがネットをザワつかせているのをご存知だろうか。
もちろん、何かやらかして炎上しているわけではない。話題となっているのは、7月8日から販売開始となった巨大バーガー「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」である。
何やら仰々しいネーミングだが、これがなんとまったく名前負けしていないと評判なのだ。だったら実際に食べてみようじゃないか! ということで、実際にマキシマム超ワンパウンドビーフバーガーを食べてみることに。いざ目の前にしてみると……こりゃあいくらなんでもマキシマム過ぎるぜ!
▼実際に「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」を食べてみた
バーガーキングの「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」は 7月28日までの期間限定商品で、毎日14時からの数量限定となっている。
その内容はというと……
直火焼きの100%ビーフパティ…4枚
ベーコン…4枚
チェダーチーズスライス…4枚
ピクルス
レタス
トマト
オニオン
これらが直径13cmの巨大セサミバンズで挟まれており、総重量は608g、総カロリーは1633kcalにも上るという。なんと、ビーフの重量だけでも499gもあるらしい。1パウンド=453.6gなので、まさにその名のとおり、マキシマムな「超ワンパウンドビーフバーガー」である。お値段も2000円オーバーとマキシマムである。
これを実際にお店で注文してみたところ、目の前に現れたのが……
ちょっ、コラ! 誰だお前はッ!!
……えっ、これがハンバーガー!? 巨大なグレープフルーツでも包まれているんじゃないかと疑いたくなるサイズ感である。セットのコカ・コーラ(Mサイズ)とポテト(Mサイズ)がまるで超ミニサイズに見えるではないか。
試しに拳と比較してみても……
余裕で拳より一回り以上はデカい。持ち上げてみると、これまたずっしり重い。マジかよ!
そろそろ中身を見てみよう。なお、今回は内部構造がわかりやすいよう、半分に切って出してもらう「ハーフカット」で注文してみた。それではオープン。
おっほ~。めちゃくちゃ美味しそうだけど、めちゃくちゃ量がある。
一応、外側はこんな感じ。
ちょっとバンズをめくってみると、マヨネーズのかかったレタス、トマト、オニオン、ピクルス……
カリカリのベーコンも発見。
では、そろそろかぶりついてみよう。いただきます!! ガブッ!!
うぅ……。口を全開にして臨んだのに、一口だけでは野菜部分に到達せず、パティ部分しか噛めなかった。
ただ、それでもめちゃくちゃ美味い! バーガーキングのパティは直火焼きにしているだけあって、めちゃくちゃ香ばしくてすごく美味しい。チェダーチーズの存在感もスゴい。さすがに4枚分のチーズは伊達じゃないということか。濃厚なコクがハンバーガーのジャンク感をグッと高めている。
今度こそ野菜も一緒に食べよう。カブッ。
そうそう、これこれ! やっぱりバーキンのバーガーはこれですよ。シャキシャキのレタス、オニオンにクリーミーなマヨネーズの酸味。フレッシュでジューシーなトマトの甘み。これらの野菜がコテコテの肉とチーズを爽やかな風で包み込み、絶妙なバランスに導いてくれる。おおっと、スモーキーなベーコンもバッチリ主張しているぞ。
食べても食べても減らないが、パティを直火焼きにしているおかげなのかギトギトした油っぽさが抑えであまり食べ疲れしない。ただ、この量だとさすがに……。ちょっとコーラを飲んで気持ちをリフレッシュしよう。
ようやく半分完食した頃には、すでにマクドナルドのダブルチーズバーガーを2~3個ほど平らげたくらいの気分になっていた。つまり、マックのダブルチーズバーガーがあと2~3個分残っているということになる……これ、イケるのか?
それでもコカ・コーラやフレンチフライで気分を切り替えながら食べ進めていく。胃袋の容量的な問題もあるが、いかに飽きずに食べるかが後半戦を制す鍵になってきそうだ。そう、これはもはや戦いである。
残り半分を切った! と言っても、まだ普通のバーガーの1~2個分はある。いよいよ終盤の最終コーナー。本来は一番の踏ん張りどころなのだろうが、まだちゃんと「美味しい」という感情が残っていることに軽く驚きを覚える。ただデカいハンバーガーを作るのは簡単だ。でも、最後まで美味しく食べられる巨大バーガーを作るのはそう簡単ではないだろう。
「よし、あと2口くらいか」と思ってからがまた長かったのだが、ついに完食!! ごちそうさまでした!
お腹がハチ切れそうだ……。ハンバーガーでこんなに満腹になったのは、間違いなく人生で初めて。それでもちゃんと最後まで美味しく味わえたあたり、バーガーキングの底力を感じさせられた次第だ。ゲプッ。
ちなみに、マキシマム超ワンパウンドビーフバーガーを購入すると、オリジナルステッカーがついてくる。これもいい記念になりそうだが、数量限定らしいので欲しい人は急いだほうがいいだろう。もちろん、しっかり空腹にして臨むべし!! ゲプッ。