インテージは7月12日、「2022年の夏休み」に関する調査結果を発表した。調査は6月21日~23日、15~79 歳の男女2,500名(うち有識者1,079名)を対象にインターネットで行われた。

  • 今年の夏休みは「何をして過ごす予定か」

    今年の夏休みは「何をして過ごす予定か」

2022年の夏休みシーズン(7月16日~9月30日)に旅行や帰省、行楽などの「夏休み」をいつ頃予定しているかを尋ねたところ、「8月中旬頃」が最も多く34%。有職者(パート・アルバイトを除く)に連休の日数を尋ねると、「4~6日以内」が25%と最も多く、次いで「1~3日以内」(17%)、「7日〜9日以内」(13.0%)と続き、1週間未満が4割、7日以上が2割弱存在することがわかった。

また、今年の夏休みは「何をして過ごす予定か」と尋ねたところ、行事・イベント系では全体の26%が「近場に出かける」と回答。国内旅行については19%が「宿泊あり」、10%が「日帰り」での旅行を予定しているほか、2割の人が「自分の実家」(14%)や「夫や妻の実家」(6%)に帰省する予定に。コロナ第5波、緊急事態宣言下だった昨年、旅行や帰省を諦めた人も「今年の夏は」という気持ちでこの夏の計画をしている人がいることが伺えた。

  • 国内旅行(宿泊あり)の行先(都道府県)

    国内旅行(宿泊あり)の行先(都道府県)

「国内旅行(宿泊あり)」と回答した人に行先(都道府県)を尋ねたところ、「関東」が27.7%で最多。次いで「近畿」(19%)、「東海」(16%)、「九州」(15%)、「甲信越」(13%)が上位に。「家族(夫・妻、子供と)」(33%)や「家族(夫・妻と)」(26%)と一緒に行く人が多く、移動手段については、「自家用車」が46%と半数近くに上った。

また「電車:新幹線」(17%)、「飛行機」(17%)、さらには「格安航空会社(LCC)」(4%)といった移動手段を予定する人も一定数おり、遠距離旅行への意欲を反映する結果となった。

  • 国内旅行(宿泊あり)の予算

    国内旅行(宿泊あり)の予算

国内旅行(宿泊あり)のおおよその予算感を確認したところ、平均で8万5,987円という結果に。昨年と比較して3割弱の人が「増やす予定」と回答しており、「減らす予定」(9%)を大きく上回ったものの、「同じくらい」(36%)や「わからない」(27%)が6割を占めていることから、本格的な回復はこれからであると言える結果となった。