俳優のリリー・フランキーが、嵐・松本潤が主演を務める2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に柴田勝家役で出演することが13日、発表された。『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)以来3度目の大河ドラマ出演で、徳川家康の義父・久松長家を演じる。
第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く物語。松本が徳川家康を演じる。
リリー演じる久松長家は、家康の母・於大の方の再婚相手。織田家や水野家などその時々に同盟相手を変え、時代の風を読んで、節操なく乱世を生き延びる。美しき妻との間に3男3女をもうけ、家族を支えるために家康のもとに転がり込み、やがて徳川家のもとでヒモ同然で暮らすことに。
リリー・フランキーのコメントは以下の通り。
――演じる人物の印象と意気込み
世渡りの上手い、生命力を感じるキャラクターだと思います。そういう人物なので、ユーモアも交えて演じられたらと思います。この不穏な時代に、戦を世からなくした家康の物語は必然だと思います。
――大河ドラマの思い出
初めての大河で、福山雅治さん、児玉清さんと過ごした時間は尊いものでした。
――古沢作品の魅力
古沢さんの描く、人間臭さのある人物描写が好きです。新しい切り口で、人間家康を見たいです。