ジョンソン・エンド・ジョンソンが、キズケアに関する正しい知識を共有するため、医師の監修による「夏によく起きがちなケガのシーン」のよくある誤った対応と正しい対応を紹介。埼玉医科大学病院教授の市岡滋氏が監修、解説している。

たとえば、【水遊びやアスレチックで転んだ/BBQの準備中に包丁で指を切った】という場合の「よくある誤った対応」は、「赤チンで消毒してガーゼを貼り、乾かしてかさぶたを作る」などがあるが、効果的な処置は「痛みを和らげ早く治したいなら、キズを水道水でよく洗った上で、かさぶたになる前にモイストヒーリングの絆創膏を。パッドがしっかりキズを覆うので水がしみるのも防ぐ」とのこと。

また【虫に刺された】場合、「爪で刺された箇所にバッテンをつける」は誤りで、効果的な処置は「触って刺激を与えることはNG。洗い流し、清潔にして薬を塗布」することだという。

なおバンドエイドを貼り替えるタイミングとしては、「2~3日に1回の貼り換えが目安」としたうえで、「特に体液が漏れていない場合やはがれてくるなどがない場合は、最長5日間貼ることができるが、キズが腫れたり膿が出たりなど感染の症状が出ていないかしっかりと観察することは忘れないように」と解説している。