女優の夏菜、新川優愛、俳優の白洲迅がトリプル主演を務める東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『個人差あります』(8月6日スタート 毎週土曜 23:40~)の挿入歌が、シンガーソングライター・ビッケブランカの新曲「魔法のアト」に決定した。

  • ビッケブランカ

日暮キノコ氏のコミックを映像化する同作は、突然性別が変わる架空の設定「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリー。異性化する夫役を夏菜(女性)と白洲(男性)が2人1役で、戸惑う妻を新川が演じる。

本作のために書き下ろされた「魔法のアト」は、シンプルなアレンジと美しいメロディが特徴の楽曲。主題歌には、歌手・JUNNAの新曲「曖昧な2人」が決定している。

■ビッケブランカ

ある特殊な世界の話です。起こるさまざまな変化を「魔法」のマエとアトという見方で書いてみました。ドラマとお似合いだといいなと願っています。

■河角直樹(東海テレビ)プロデューサー

ビッケブランカさんに頂いた「魔法のアト」は、ヒリヒリした感情が伝わってくる素晴らしいバラードで、一度聴いただけで曲に恋をしてしまうほどでした。異性化をめぐる登場人物たちの孤独な葛藤が、この曲によって何十倍も深く視聴者に伝わることと思います。

■水野綾子(共同テレビ)プロデューサー

ビッケブランカさんには以前『竜の道』というドラマでOPテーマ曲を作っていただいたことがあるのですが、その時にドラマを一層魅力的にしてくださった大きな感動というものがものすごくあったことと、その後も何度聴いても心に響くような楽曲を発表し続けていらっしゃることで迷わず今回もお願いしたいと思いました。今回はドラマのテーマが非常に明確ではありながらも登場人物の心情が複雑で“ドラマの中のある登場人物”の心情を歌っていただくお願いをして作っていただきました。そうして出来上がった「魔法のアト」を初めて聴いたのはドラマ撮影初日の現場で、だったのですが、自然と涙が流れてしまうような素敵なバラードに仕上がっており、鳥肌が立つくらい感動しました。この歌をドラマに乗せる日が今から楽しみで仕方ありません。