楽天グループは6月29日、「楽天ラクマ」が実施した「ファッションの参考にする国」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月1日〜6日、全国の男女3,903人を対象に行われたもの。

  • 「ファッションの参考にしている国」

まず、日本以外で最もファッションの参考にしている国について聞いたところ、60代を除く全世代で「韓国」が最も高い結果(10代75.0%、20代59.0%、30代38.8%、40代28.9%、50代21.5%)となった。60代では、「フランス」が29.3%でトップに。

男性においては、全年代で「アメリカ」が1位となっている。2位は、10代では「韓国」、20代と30代では「イギリス」、40代では「イギリス」「イタリア」、50代から60代以上では「イタリア」となっている。

  • 男性年代別「ファッションの参考にしている国」

  • 女性年代別「ファッションの参考にしている国」

その国に注目する理由については、「韓国」では「安くて気軽に買えるから」が62.4%で最多に。「その国のタレント・アーティスト・著名人が好きだから」も37.1%で3位となっている。「アメリカ」では「自分らしさを表現できるから」が43.3%で、「イギリス」では「その国の伝統的な文化が好きだから」が43.4%でそれぞれ1位に。

  • 各国のファッションに注目する理由

ファッションの参考にしている国で回答した国の最も注目しているブランドについて尋ねると、女性では10代で「SHEIN(シーイン)」、「SONA(ソナ 旧ソニョナラ)」、「KIRSH(キルシー)」(n=10)が上位に。30代・40代では「ZARA」、50代・60代以上では「CHANEL」が1位となっている。

  • 最も注目しているブランド

男性では、10代〜40代で「NIKE」が1位に。20代〜40代では「Supreme」、50代・60代以上では「ARMANI」「Ralph Lauren」がそれぞれ上位3位にランクインしている。

ファッションの参考にしているアーティスト・タレント・著名人について尋ねてみると、女性では1位「TWICE」、2位「BTS」、3位「BLACKPINK」という結果となった。4位には韓国グループ「aespa」と同数で、イギリスのロイヤルファミリーである「キャサリン妃」もランクインしている。

  • ファッションの参考にしている人ランキング

男性では「木村拓哉」が最多に。2位は「所ジョージ」、3位は「菅田将暉」となっている。

最後に、「ファッション情報をどのように得ているか」について質問してみた。すると、「韓国」「アメリカ」「フランス」「イギリス」「スペイン」「中国」では「Instagram」が1位となった。「雑誌」が最も選ばれた国は「イタリア」。

  • 各国ファッションの情報源