松浦鉄道は、ダイヤ改正を2022年9月23日に行うと発表した。同日に実施されるJR九州のダイヤ改正に合わせ、佐世保駅や有田駅などでJR九州の接続を確保する一方、経営効率化のため、列車の運転本数を減らすとしている。
松浦鉄道(西九州線)の列車はおもに有田~伊万里間、伊万里・たびら平戸口・佐々~佐世保間で普通列車等を運転。有田~伊万里間は現在、普通列車を上下計52本(下り・上り各26本)運転しているが、ダイヤ改正後は上下計44本(下り・上り各22本)の運転となり、下り・上り各4本の減便となる。
伊万里~佐世保間の列車は現在、上下計29本(下り15本・上り14本)の運転だが、ダイヤ改正後は上下計27本(下り14本・上り13本)となり、下り・上り各1本を減便。佐々~佐世保間の列車も、現在の上下計43本(下り20本・上り23本)から上下計40本(下り19本・上り21本)とし、ダイヤ改正に合わせて下り1本・上り2本を減便する。
佐々~佐世保間で運転される快速列車に関して、現在は朝に下り4本・上り3本、19時台に上り1本を設定しているが、ダイヤ改正で朝の下り1本を減便し、下り3本・上り3本の運転に。19時台の上り快速も運転取りやめとなり、夕夜間は普通列車のみ運転される。
列車の運転本数を減らす時間帯、他の列車の時刻繰上げ・繰下げを行い、待ち時間が長くならないように調整する。有田駅、伊万里駅、佐世保駅でのJR九州との接続も確保するとのこと。今回の発表内容は6月13日時点で作成したものであり、時刻は若干修正となる場合がある。最終的な改正内容は準備でき次第、松浦鉄道のサイトや各駅の掲示板などで案内する。