声優の木村昴が、嵐・松本潤が主演を務める2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演することが30日、発表された。以仁王役を演じた『鎌倉殿の13人』(2022年)に続く、2年連続2度目の大河ドラマ出演で、槍もトークも一級品という渡辺守綱(わたなべ・もりつな)を演じる。

木村昴

第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く物語。松本が徳川家康を演じる。

木村が演じる渡辺守綱は、武芸で活躍する家系に生まれ、戦場では先鋒をつとめる大男。向こう見ずな性格で、槍をふりまわし、「槍半蔵」とも呼ばれる。普段は手よりも口が動かすのが得意なおしゃべり好き、信心深い優しい男でもあり、三河一向一揆では一揆側につき、家康に槍を向ける。

木村昴のコメントは以下の通り。

――演じる人物の印象と意気込み

真っ先に目に留まったのは「槍もトークも一級品」という一文でした。読めば、手よりも口を動かすのが得意なおしゃべり好きな男ということで、何だか気が合いそうでわくわくしております。一級品とはいかないもののトークに関しては僕も自信がありますが、槍も一級品とのことですから、格好良く扱えるようにお稽古に励みたいと思います。

――大河ドラマの思い出

子役時代、大河ドラマの子役オーディションを何度も受けたことがあったのですが、その度に役に恵まれず、半ば出演することはもう叶わないだろうと諦めておりました。そんな中でいただけたオファーは、生涯忘れることが出来ないほどうれしかったことを今でも思い出します。出演させていただいた回を、ずっと応援してくれていた家族と一緒に見たことも思い出のひとつです。

――松本潤へのメッセージ

キャラクター説明に「家康に槍を向ける」とありましたが、今から大変に緊張しております。どうかよろしくお願いいたします!! 全力で挑みたいと思います!!!