アイドルグループ・Hey! Say! Jumpの山田涼介が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(毎週水曜22:00~)に主演することが27日、明らかになった。

山田涼介

このドラマは、『ヤングマガジン』(18年5月~19年8月/講談社)、WEBコミック配信サイト『コミックDAYS』(19年8月~20年9月/講談社)で連載され、累計120万部突破の同名コミックが原作。連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生・浦島エイジ(山田)がある日、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと底知れぬ不安にかられ、真相を明らかにしようと決意し、そこで驚がくの事実が次々と白日の下にさらされる。

山田がフジ系のドラマに主演するのは、『カインとアベル』(16年)以来6年ぶり。また、ゴールデン・プライム帯(19~23時)のドラマで「15」回目の主演作。ドラマの放送期間中となる11月に、Hey! Say! JUMPがデビュー「15」周年を迎える節目のタイミングでもあり、山田にとってメモリアルな作品となる。

このことについて、山田は「デビュー15周年も、GP帯ドラマの主演作が15作目ということもどちらもありがたいことですが、僕の中ではまだ通過点だと思っています。あまり数字にはこだわりはありませんが、これまで積み上げてきたものがありますので、その全てが“山田涼介の成長”として見せられる作品になるのではないかと、自分でも楽しみにしています」と期待を示す。

また、浦島エイジという男は、陰と陽の部分を合わせ持つ二重人格の人物。一人二役の難しい役どころとなるが、映画『記憶屋 あなたを忘れない』(20年)で演じた好青年や、映画『グラスホッパー』(15年)で演じた殺し屋など、“心優しく正義感あふれる”人格と“ダークで恐ろしい”人格という真逆の役柄を見事に演じ分けられる山田に白羽の矢が立ったという。

今回初めて演じる“二重人格者”という役どころについては、「僕自身、役者をやる人間として、二重人格者という特殊な役を演じるのは役者冥利に尽きます。こういった役をやりたい方はたくさんいらっしゃると思いますが、それを僕に任せていただけたのはすごく誇りに思いますし、光栄なことですので、役を演じることが自分自身とても楽しみです。難しい役だとは思いますが、今持てる全ての力を注ぎ込んで大切に演じたいと思います」と意気込んだ。

■山田涼介 ゴールデン・プライム帯ドラマ主演15作品
『先生はエライっ!』(2008年4月12日(土)21時~/日本テレビ系)
『古畑中学生』(2008年6月14日(土)19時~/フジテレビ系)
『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』(2008年10月クール21時~/日本テレビ系)
『左目探偵EYE』(2009年10月3日(土)21時~/日本テレビ系)
『左目探偵EYE』(2010年1月クール21時~/日本テレビ系)
『理想の息子』(2012年1月クール21時~/日本テレビ系)
『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』(2013年1月12日(土)21時~/日本テレビ系)
『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』(2014年1月4日(土)21時~/日本テレビ系)
『金田一少年の事件簿N(neo)』(2014年7月クール21時~/日本テレビ系)
24時間テレビスペシャルドラマ『母さん、俺は大丈夫』(2015年8月22日(土)21時13分~/日本テレビ系)
『カインとアベル』(2016年10月クール21時~/フジテレビ系)
『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(2018年1月クール22時~/日本テレビ系)
『もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~』(2019年6月29日(土)21時~/日本テレビ系)
『キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(2020年9月クール22時~/TBS系)
『親愛なる僕へ殺意をこめて』(2022年10月クール22時~/フジテレビ系)