グローバルボーイズグループ・JO1が22日、都内で行われた「スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-」第二弾キックオフセレモニーに宇宙服姿で登壇した。

  • 計算する佐藤景瑚とその様子を見て笑うメンバーたち

2019年12月にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。

この日は宇宙服姿で登壇し、大平は「胸にはJAXAのマーク、肩には日本のマークが入っていて、本当に緊張しています」とコメント。木全も「小さい頃、一番最初の将来の夢が宇宙飛行士で、卒園式でも言っていたんですけど、今日こんないいものを着させてもらって今プルプルしています。本当にうれしいです」と感激していた。

宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BDは、記念品や研究対象品などを宇宙空間に曝露し地球に戻す「スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-」第二弾の公式アンバサダーとしてJO1を起用。第二弾では2022年度内に、民間企業や研究機関など計13組の対象品を国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げ、宇宙空間に対象品を約6カ月触れさせた後、地球に帰還させる予定で、JO1のロゴ、JAM(JO1のファン)のロゴ、新アルバム『KIZUNA』のジャケット写真とロゴを印刷した金属板のプレートも打ち上げられる。

河野は、同プロジェクトに「ワクワクが止まらない」と胸を躍らせ、司会の久代萌美アナウンサーから「プレートがどんな風になって帰ってくると思う?」と聞かれると、「めちゃめちゃ輝いて……言葉で表せない輝きを放って帰ってきたらうれしい。黒い衣装が金色の衣装になっていたり」と期待した。

久代アナは「JAXAによると、ISSは地上からおよそ400km上空を秒速およそ7.9kmで飛行し、地球を90分で1周、1日で16周します」と説明し、「そんな宇宙の旅を続けているISSの船外にプレートが設置され、6カ月でどのような変化をするのか。どんな風になって帰ってくると思いますか?」と佐藤にも質問。

すると佐藤は計算しているような動きを見せてから、「はい、わかりました! 11色になっています。僕たちのメンバーカラーになって戻ってくると思います。僕の計算によると」と答えて笑いを誘った。そして、「JAMのみんなと一緒に見られるタイミングを作れることが今から楽しみです」と話し、金城も「大きな会場でJAMの皆さんと一緒に6カ月後のプレートの姿を見たいですね」と同調した。

最後に與那城は「JAMのみんなはもちろんなんですけど、宇宙について今まで知らなかった人にもスペースデリバリープロジェクトを通じて、宇宙の素晴らしさや、宇宙に関してちょっとでも興味を持ってくれたら僕たちもうれしいです。アンバサダーとしていろんな人に興味を持ってもらえるように、それをミッションと思って活動していきますので、僕たちと一緒に楽しんでいただけたらと思います」と同プロジェクトへの思いを語った。