JR東海と電源開発(Jパワー)は、武豊線の電車を7月1日以降、CO2排出量実質ゼロで運行すると発表した。武豊線は大府~武豊間を結ぶ19.3kmの路線で、名古屋都市圏の通勤・通学輸送を担う。

  • 武豊線は2015年3月に全線電化された

JR東海は今後、武豊線の電車運行に使用する電力量相当分のFIT非化石証書をJパワーから購入して使用。武豊線の電車を実質的に再生可能エネルギー由来の電力100%で運行し、CO2排出量実質ゼロを達成するとしている。

武豊線の電車運行に使用する年間電力量は約200万kWhとされる。これを実質的に再生可能エネルギー由来の電力100%で運行することにより、CO2排出量を年間約760トン削減できるという。