舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のプレビュー公演が16日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕を迎えた。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者 J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした物語であり、小説の最終巻の19年後が描かれる。2016年のイギリス・ロンドンでの初演以降、ニューヨーク、メルボルン、サンフランシスコ、ハンブルク、トロントと世界6都市で上演。目の前で魔法が繰り広げられているかのような演出や、観る人を魔法の世界に引き込むストーリーで世界中の観客を魅了してきた「ハリー・ポッター」8番目の物語だ。
6月16日に開幕したプレビュー公演は、7月8日の本公演に先立ち22日間限定で先行公開されるもの。多くのファンに日本上陸が待ち望まれていた作品のプレビューとあって、プレビュー公演のチケットは2月に発売されるやいなや、約3万枚が6時間で完売することとなり、大きな話題を呼んだ。
また、公演の会場となるTBS赤坂ACTシアターは本作のために2021年より周辺エリアとあわせて大規模な改修を行い、ハリー・ポッターシアターとして生まれ変わった。16日のプレビュー公演が新たな劇場エリアのお披露目日にもなった。
また、プレビュー公演の開幕にあわせて、実際に舞台で着用される衣裳を身につけたキャストたちの写真を公式サイト上で公開。大人になったハリー・ポッター役を務める藤原竜也、石丸幹二、向井理をはじめとした日本オリジナルキャストたちが、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の世界に入りこんだ姿が見られる。
さらに、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に吉田鋼太郎がルード・バグマンの声として出演することが決定。ルード・バグマンの三大魔法学校対抗試合の実況によって、魔法学校の生徒だけでなく観客も盛り上がる。
2023年1月~5月公演チケットの発売日程も発表された。先行発売日は2022年7月8日10時~7月28日23時59分、一般発売日は2022年7月30日10時~。