CA Tech Kids(シーエーテックキッズ)は6月15日、全国No.1小学生プログラマーを決めるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2022」の開催を発表した。

  • Tech Kids Grand Prix 2022

「Tech Kids Grand Prix」は、これからの時代を担うすべての小学生に向けた国内最大のプログラミングコンテスト。2018年度より毎年開催し、今年で5回目を迎える。

同コンテストは、プログラミングに取り組むすべての小学生を応援することを目的に、地域格差の問題を解消すべく、地方の子どもたちも挑戦しやすい環境を提供している。2021年度大会には、全国から3,122件のエントリーがあり、首都圏・京阪神(東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫)からの応募が54%、その他地域からの応募が46%と、ほぼ同比率になった。さらに、中間審査を突破した10名のファイナリストの居住地比率もそれぞれ5名ずつと同数になっている。

決勝プレゼンテーションの様子は、全国放送や主要紙だけでなく、ファイナリストを輩出した地域のローカル局や地方新聞などでも取り上げられ、県知事や市長、教育長が激励会や表彰を行うなどの盛り上がりをみせた。

2022年度大会では、新たな取り組みとして、全国47都道府県を北海道東北、関東、中部、近畿、中四国、九州沖縄の6つのエリアに分け「エリア予選」を開催する。参加者は「Tech Kids Grand Prix 2022」にエントリーすると、居住地に応じて自動的に各エリア予選に区分される。各エリア予選では、1~4次審査でエリアの代表選手を決定し、選ばれた計10名が本選決勝プレゼンテーションに出場できる。

  • 6つのエリアに分け「エリア予選」を開催

同コンテストの対象者は、すべての小学生(生年月日が2010年4月2日~2016年4月1日)。募集作品は、コンピュータプログラミングを用いて開発されたオリジナル作品(未発表または2021年12月7日以降に発表され、一般的なPCやスマートフォンで動作可能な作品に限る。ロボットや電子工作など、特殊なハードウェアを必要とする作品は応募不可)。参加費は無料。

エントリーは、7月1日から9月30日まで受け付け、2023年2月26日に開催する決勝プレゼンテーションでグランプリ(優勝)を決定する。

また、「Tech Kids Grand Prix」では、2019年度より都道府県や市町村等の各地と連携し、その自治体等が主催する地元の小学生を対象とした地域プログラミングコンテストを「Tech Kids Grand Prix 地域連携大会」として同時開催している。

2022年度は、大阪府、大分県、千葉県、那覇市、高松市など計24地域との連携が決定。今後も随時追加される見込み。各地域連携大会で1位に選ばれた小学生は、エリア予選の3次審査に無条件で進出できる。

  • Tech Kids Grand Prix 地域連携大会