学研プラスから「地球のかじり方 世界のレシピBOOK」が発売された。
知っておきたい世界の常識、つい誰かに話したくなる各国の雑学など、長年にわたり世界中を取材してきた「地球の歩き方」ならではの知識と情報が満載の「地球の歩き方BOOKS 旅の図鑑シリーズ」。コロナ禍で海外ガイドブックの制作が難しい中、「日本にいながら海外の情報を楽しめる」と大ヒットとなり、同シリーズはこれまでに16冊刊行され、シリーズ累計23万8千部となっている。
中でも一番人気のタイトルが、116の国と地域の名物料理を網羅した「世界のグルメ図鑑」。料理研究家や、その国・地域出身の日本在住者、政府観光局の広報担当、駐日大使などへのアンケート調査結果をもとに、各国・各地域のナビゲーターが厳選した「名物料理」や「スイーツ」「ドリンク」を紹介している。
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学研プラス「地球のかじり方 世界のレシピBOOK」(税込 1,650円)。右は「地球の歩き方 W07 世界のグルメ図鑑」
そのスピンオフとして、今回刊行された「地球のかじり方 世界のレシピBOOK」は、これまでに収録された「名物料理」から、62の国と地域にクローズアップし、89品のレシピを紹介。日本で入手できる食材&調味料を使って手軽に本格的な味をおうちで再現できるものばかり。食文化・食の歴史・食習慣など、「食」に特化した世界の雑学も満載で、家にいながら海外旅行気分を味わえるとあって、予約開始段階からSNSを中心に話題となり、発売前に重版も決定。
同書では、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、オセアニアの5つのエリアにわけ、とくに日本人旅行者に人気が高い62の国や地域を取り上げている。レシピだけでなくその国や地域の食文化の特色や豆知識も紹介。
レシピでは、日本で手に入る材料・調理器具を使って気軽に作れるようアレンジしながら、できるだけ現地の作り方を尊重し、本場の味に近づけることにこだわった。材料は、輸入食材店や通販などを含め、日本国内で手に入れられる食材や調味料を使、国内ではあまり親しみのない材料については、代用できる食材も紹介しているという。