東京消防庁のTwitter(@Tokyo_Fire_D)では、乳幼児の歯磨き中の事故の実態を示し、以下のような注意換気を行っている。

【乳幼児の歯みがき中の事故に注意!】
こんな事故に注意
歯ブラシをくわえて布団の上を歩いて転倒し、歯ブラシが口腔内に刺さった(3歳)
歯みがき中は動き回らせないようにしましょう。
保護者の目の届く範囲で #歯みがき をさせましょう。
(@TokyoFireDより引用)

  • (@Tokyo_Fire_Dより引用)

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  • (@Tokyo_Fire_Dより引用)

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東京消防庁管内では、平成29年から令和3年までの5年間に、5歳以下の乳幼児が歯みがき中に歯ブラシで受傷した事故により、195人が救急搬送されているという。

歯みがき中に発生した事故として以下の情報が寄せられている。 「椅子に座りながら歯をみがいていたところ、バランスを崩して前方へ転倒し、口腔内を受傷した」(1歳 軽症)

「歯ブラシをくわえたまま階段から転落し、口腔内を受傷した」(1歳 中等症)

「歯みがき中にジャンプしたはずみでバランスを崩して転倒し、口腔内を受傷した」(2歳 中等症)

「歯ブラシをくわえたまま歩いていたところ、布団の上で転倒し歯ブラシが口腔内に刺さり受傷した」(3歳 重症)

歯みがき中の事故を防止するため、以下のことに注意したい。
(1) 歯ブラシを口に入れたまま歩いたり走ったりさせず、床に座って歯みがきをさせる
(2) ソファなどの不安定な場所で歯みがきをしていて、転落したケースもあることから、椅子、踏み台等に乗った状態で歯みがきをさせないようにする
(3) 歯みがき中に人や物と接触し、受傷するケースもあるため、歯みがき中は保護者の目が届く範囲で見守り、周囲にも注意を払う

詳細は東京消防庁のHP「乳幼児の歯みがき中の事故に注意!」にて確認ができる。