俳優の生田斗真が、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)に後鳥羽上皇(尾上松也)の側近・源仲章役で出演することが10日、発表された。

生田斗真

三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝の右腕として活躍し、武士の世を盤石にした鎌倉幕府の2代目執権・北条義時(小栗旬)の物語。

生田は「今回私が演じます源仲章は、後鳥羽上皇に仕えながらも、源実朝の教育係として、幕府にも出入りしており、スパイのような役回りをしていたのではないかと言われる人物です。未だ謎に満ちた人物ではあるのですが、思い切って、大胆に演じたいと思います」と意気込む。

また、「小栗さんとは久しぶりの共演となりますが、キャストスタッフの皆さんをいつも大切にしていて、本当に素晴らしい座頭です。ただ、私の長台詞をまるまる覚えてきて『間違えたらすぐ指摘してやろうて思って』と笑う彼は、20代の頃のイタズラ小僧の顔をしておりました。そんなところも素敵です。キュンです。シュンです」と茶目っ気たっぷりに小栗についてコメントした。

大河ドラマへの出演は『軍師官兵衛』(2014)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019)に続き3回目。「『いだてん』では、スウェーデンでの長期ロケがありまして、非常に思い出深いです。日本人スタッフとスウェーデン人スタッフが本当に仲が良く、みんなで打ち上がった夜は忘れられない素晴らしい思い出です。中村勘九郎さん、竹野内豊さんと遊園地に行った事もありました!」と振り返った。