Sexy Zoneの佐藤勝利が、5日に放送されたラジオ番組『VICTORY ROADS』(bayfm/毎週日曜21:30~22:00)に出演。先月31日に千秋楽を迎えたミュージカル『Endless SHOCK -Eternal-』の東京・帝国劇場公演を振り返った。

KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出・主演を務める同作。堂本のライバル役を演じた佐藤は、約2カ月にわたって行われた公演を無事に終え、「僕がやったライバル役をたくさん応援していただいて、本当にありがたかったです」とファンに感謝。続けて、「公演が無事に終了したっていうのは本当に感慨深いのと、終われるって思ってなかったから……。終わってみたら、“やればできるんだな”っていうのはすごく思いました。光一くんに最初に言われたんですよ。“勝利だったらできる”って。……できました!」と、稽古中から支えてくれた堂本にも感謝を伝えた。

また、Sexy Zoneのライブでは、「あいさつをしてると泣きそうになっちゃうキャラ」「話してると思いがこみ上げてきちゃう」と思わず感涙してしまうという佐藤。同作の千秋楽でも、泣いてしまわないか心配だったというが、「一番最後に自分が出て行くシーンで、泣きそうになるんですよね。“ああ、ダメだ!芝居に影響出る!”と思ってるから、もちろん泣かなかった」と告白。「“あいさつで泣いちゃうかな?”とか思ったんですけど、やっぱりジャニーさんが泣くとすごい怒るんだよね。まあ、俺ライブでめっちゃ泣いてるけどね(笑)。見てたら、多分怒ると思う」と、故・ジャニー喜多川さんの教えを胸に、涙をこらえたことを吐露した。

そんなジャニーさんについて、佐藤は、「もし泣いちゃったら、“うれし泣きです!”って言おうと思ってたぐらい、言われてきたことが沁みついてるから。特に帝劇だし、僕は劇場で泣いたことはないんですよね。やっぱり怒られちゃうから、“おじい”に。すごい“おじい”がいたからさ(笑)」と回顧。「カンパニーのみんなが楽しくあいさつするから、楽しい感じの雰囲気はあったんだけどね」と、千秋楽を振り返りつつ、「それはやっぱり、ジャニーさんの言ってきたことが、みんなそうなんだなって改めて思いますね。寂しくとか、悲しく終わらせるっていうことは、絶対しないんですよね。僕ら。やっぱり、ジャニーさんへの思いも強いですから。僕の中で」と、“ステージ上で泣いてはいけない”というジャニーさんの教えに改めて感じ入った様子だった。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。