マーケティングフルサポートは、「男性育休」に関する調査結果を6月1日に発表した。調査は4日4日~12日の期間、クラウドワークスに登録しているワーキングマザー657名を対象にインターネットで行われた。

  • 育休を取得してほしいか?/取得してくれると思うか?

    育休を取得してほしいか?/取得してくれると思うか?

「現在妊娠・出産するとしたとしたら、パートナーには男性育休を取得してほしいですか?」と質問したところ、54.6%のワーキングマザーが「取得してほしい」と回答。

しかし、「現実的にパートナーは男性育休を取得してくれると思いますか?」と聞くと、69.9%ものワーキングマザーが「取得してくれないと思う」と回答。理由を聞くと、「職場に前例がない、取りづらい雰囲気」(41.0%)、「夫の仕事が忙しすぎる」(16.8%)といった会社要因が上位に。次点は「夫には仕事をしてほしい。取得不要」が7.2%で続き、次いで「夫が子育てに協力的でない」(5.9%)、「夫が仕事第一の考え方」(5.7%)など、夫要因が続いた。

  • 男性育休の理想と現実

    男性育休の理想と現実

次に男性育休の理想と現実として取得してほしいかどうかと、実際に取得できるかどうかを調べた結果、「取ってほしいが、現実的には取ってくれないだろう」が32.1%、「取ってほしいし、実際に取ってくれるだろう」が22.5%と、6割が「取得してほしい」と思っていることが明らかに。

一方で、最も多かったのは「取ってほしくないし、取得してくれないと思う」(39.7%)で4割近くに上り、「取ってほしくないが、取ってくれるだろう」が1割弱(7.6%)見受けられた。