CCCマーケティング総合研究所は6月1日、「魚に関する調査」の結果を発表した。調査は4月26日~5月9日、16~79歳のT会員2,670名(男性1,321名、女性1,349名)を対象にインターネットで行われた。

  • 魚(魚介類)を食べる頻度

    魚(魚介類)を食べる頻度

魚(魚介類)を食べる頻度を教えてもらったところ、「週に2〜3日」が最も多く41.4%。次いで「週に1日」(25.7%)、「1か月に2〜3日」(11.7%)と続き、「週に1日以上食べる」人の割合は81%となった。

  • 魚の価格変化に伴う購入への影響

    魚の価格変化に伴う購入への影響

近年「魚」を取り巻く環境は大きく変わってきており、海洋環境の変動等さまざまな理由から日本の毎年の漁獲量も減ってきている。そこで、不漁により価格が上昇しても食べたい魚介類や魚のメニュー・加工品を尋ねたところ、「マグロ」「サケ」「寿司」「刺身」が上位に。特に「刺身」「寿司」に関しては、「高くなっても食べたい」が3割以上と突出しており、人気の高さがうかがえる結果に。

一方、全体としては、「安ければ買う・注文する」の回答が「高くなっても食べたい」を上回るものが目立ち、価格については多くの方がシビアに見ていることがわかった。

また、価格上昇の原因の1つでもある「水産資源の減少」について、問題意識を持っているかどうかうを「あてはまる」~「あてはまらない」の5段階で尋ねたところ、34.7%が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した。