俳優の綾野剛が2日、都内で実施されたハイセンスジャパンの新商品・新CM発表会に出席。7月から放送される日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)にて元サッカー選手を演じることに触れて「難しくて奥が深い」と述べた。
「スポーツを見るのは大好き」という綾野。11月に開催予定のカタールW杯に思いを馳せて「(気になっているのは)やっぱり日本戦。中でも初戦のドイツ戦。いや~、すごそうですよね。本当に楽しみ。ただただ全力で応援したい」と笑みをこぼした。
主演を務める『オールドルーキー』では、現役を引退したサッカー元日本代表で主人公の新町亮太郎(しんまち・りょうたろう)を演じる。撮影について「サッカーにも初めて触れました。小学校の頃、サッカーをやっていたことはあるけれど、それ以来やったことがなかった。実際やってみたらこんなに難しくて奥が深い競技があったのかというくらい。ボール蹴るってこんなに難しいんだと思いました」と苦労を語った。
綾野はまた、自身が出演した数々の作品を振り返って「現場自体も進化していったのかはすごく楽しめるかもしれない。常に現場は進化しているので、僕たち自身もアップデートしていかないと置いていかれるスピード感」と気を引き締めた。
2020年から同社のブランドアンバサダーを務める綾野は、6月下旬より放送される4K液晶テレビ「U9Hシリーズ」および「U7Hシリーズ」の新CM「見えないものまで映し出す」篇に出演する。
会場では、綾野が、新4Kテレビに映し出されるサッカー日本代表のド迫力映像のクオリティーをジャッジ。イベントではまた、カタールW杯の日本対ドイツ観戦ツアー(2組4名)が当たるキャンペーンの告知された。
CMにちなんで、俳優として見えないものが見えた経験を問われて「(現場)皆のベクトルが明確にそろう瞬間がある。それは見えるわけではないけど明らかに『全員で通る道はこれだ!』と道がまっすぐ見えるんですよね。見えた瞬間は、皆が前進していく力が出る。僕たちにとって見えないものが見えてくる環境は、どこまで行っても現場。現場は五感が研ぎ澄まされている場所でもある」と話し、「自分の人生が現場で動いていると言っても過言ではない」と述べた。