令和トラベルは、「2022年夏休み海外旅行の回復予測」を5月30日に発表した。各国の入国規制の状況を踏まえ、ワクチン接種状況や心理障壁の観点から日本人の渡航対象者数を推測する形で試算したもの。

  • 2022年度 出国者予測

    2022年度 出国者予測

試算の結果、今年の夏休み期間(7~9月)における海外渡航者数は、2019年度比約15%の水準まで回復するのではないかと予測。4月から旅行会社各社が海外ツアーの販売を再開し、ゴールデンウィークにはハワイを中心に海外旅行者も戻ってきている中、夏休み期間(7~9月)には、4月の倍程度の回復度合いまで戻るという。

  • この夏の海外旅行に行きますか?

    この夏の海外旅行に行きますか?

同調査では、「夏休みの海外旅行の意向調査」も実施。5月22日〜24日の期間、同社のTwitterおよびInstagramアカウント上で、1,055名の有効回答を得た。

「この夏の海外旅行に行きますか?」と質問したところ、18.2%が「行く予定がある」、36.4%が「行かない」、45.3%が「検討中・悩み中」という結果となった。

  • 海外旅行の予算

    海外旅行の予算

海外旅行に行く予定があると回答した人に対し、ひとりあたりの予算を教えてもらったところ、「10万円未満」が34.9%、「10万~20万円未満」が33.5%、「20万~30万円未満」が16.7%、「30万円以上」が14.8%と、約7割が「20万円未満」という結果に。遠方ではなく、ハワイなどのリゾート地、渡航費を抑えたアジアなどの近隣諸国での滞在を想定した人が多いよう。

また、誰と行く予定かを聞くと「友人や恋人(2人)」が最も多く35.4%。次いで「ひとり旅」(33.3%)、「家族」(22.1%)、「グループ(3人以上)」(9.2%)と続いた。