アイスタットは5月20日、「五月病に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は5月11日、20 歳~ 59 歳の有職者300名(男性 201名、女性 99名)を対象にWebアンケート形式にて行われた。

  • 五月病の経験有無と原因

    五月病の経験有無と原因

調査によると、「五月病」の経験がある人は53%。属性別に比較すると、女性よりも男性、既婚者よりも未婚者、そして20代・30代で多い傾向に。

五月病の原因については、「人間関係」(37.1%)が最も多く、次いで「GW(長期休暇)」(28.9%)、「気候・気温・湿度」(27.7%)と続いた。

  • 五月病の症状

    五月病の症状

続いて、五月病の症状を教えてもらったところ、「気分が落ち込む、元気がなくなる」が最も多く53.5%。次いで「無力感、倦怠感、気だるさ、やる気が出ない」(49.7%)、「疲れやすい」(35.2%)、「不安になる」(32.1%)と続いた。

  • 五月病になりやすい人の性格

    五月病になりやすい人の性格

次に、メンタルレベルと五月病発症の関係を調査したところ、メンタルが「強い」「普通」と回答した人は「五月病の経験なし」の割合が多く、「弱い」と回答した人は「五月病の経験あり」の割合が多い妥当な結果に。

また、五月病になりやすい人の代表的な性格をあげ、該当するかを複数回答で聞いたところ、「まじめ」( 38.0%)、「一人で抱え込む」(30.7%)、「几帳面」(30.3%)が上位に。さらに、五月病の経験が「ある人」と「ない人」の性格の違いは何かを調べたところ、両方の差分より、1位「一人で抱え込む」(19.1ポイント)、2位「ストレス発散が上手でない」(16.1ポイント)、3位「几帳面」(11.7ポイント)となった。