ショートムービープラットフォーム「TikTok」と東宝は、今年で2回目となる映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2022」の開催を決定し、5月12日より動画作品の公募を開始した。今回の公式アンバサダーには俳優の磯村勇斗が就任。さらに、昨年の「TikTok TOHO Film Festival 2021」公式アンバサダーを務めた北村匠海は今回、グランプリ受賞者とともに新作短編映画の制作に関わるプロデューサーに就任することが発表された。
同映画祭は、TikTokと東宝がタッグを組み、縦型の映画制作をきっかけに新たなクリエイターを発掘する事で映画業界を盛り上げる事を目的として2021年にスタート。昨年の映画祭で、およそ2カ月の応募期間に投稿された映画は5,000本以上。受賞作品と応募作品の総再生回数は、6億6千万回を超えている(5月12日時点)。
グランプリ受賞者は、東宝プロデュースによる新作短編映画の制作権利を獲得し、その制作補助費がサポートされる。第2回となる今回は、グランプリ、観客賞のほかに「サードアイ賞」「テクニカル賞」の2つの賞が新設される。
公式アンバサダーに就任した磯村は「はじめお話を聞く前に、北村匠海くんから『いっそんにバトンを繋ぎたい』と連絡がありました。その時点で僕は『断る理由がない』と思いました。そして今回の主旨を聞き、アンバサダーとして未来のクリエイターとなる方々を是非応援したい。一緒に映画界を盛り上げていきたい。そう強く思いました。なので、今回アンバサダーに就任させて頂けるのはとても嬉しく、ありがたいことです。今から皆さんの作品を観るのが楽しみです」とコメントしている。
各賞の詳細は以下の通り。
■グランプリ
審査員により選出
副賞-東宝プロデュースによる新作映像制作サポート(450万円相当)+賞金30万円
■サードアイ賞
縦型動画の可能性を感じさせ、TikTok の特徴を最大限活かした作品。審査員により選出
副賞-賞金20万円
■テクニカル賞
カメラワーク・音楽・パフォーマンスなど技術面に秀でた作品。審査員により選出
副賞-賞金20万円
■観客賞
ユーザーによる投票を加味して、総合評価された作品
副賞-賞金20万円