俳優の内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~)第5話がきょう12日に放送される。

  • ビビ役の黒豆とあずき役の豆太郎=テレビ朝日提供

ノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤)が、警視庁の花形部署で一歩一歩地道な捜査を重ねる姿を描く同作。今年は10周年というメモリアルイヤーを迎える。

第5話では、小島よしお演じる大手IT企業のチーフプログラマー・太平洋和が自宅兼仕事場で殺害される事件が発生。20年前、世界を変えた革新的プログラムを開発し一躍時代の寵児となった人物だが、次なるヒットを出すことができず、最近では“一発屋”“オワコン(=終わったコンテンツ)”と陰口をたたかれていた。捜査を始めた大岩たちは、現場に“二番煎じ”らしき、薄いお茶が残されていたことに気付く。また、平井真琴(斉藤由貴)は生前、太平が“一発屋”に甘んじることなく新たなプログラムを生み出そうとしていたことを感じ取る。

2007年、海パン一丁で繰り出す「そんなの関係ねぇ! はい、おっぱっぴー!」のギャグで一世を風靡した小島。2016年の『R-1ぐらんぷり』では準優勝を果たし、最近ではYouTubeチャンネル『おっぱっぴー小学校』が話題に。今回は、そんな小島自身の人生ともリンクしている役どころを演じる。

今回のオファーに小島は「“太平洋和”というネーミングセンスに脱帽しました。おっぱっぴーの意味でもある“オーシャンパシフィックピース=太平洋に平和を”をここまで自然と名前として昇華することができるなんて。びっくりピーヤ。そして役柄も自分とものすごくリンクしていて面白かったです」と、衝撃を受けたことを明かした。

回想シーンではスティーブ・ジョブズばりのプレゼン場面にも挑戦。撮影中の忘れられないエピソードを聞くと、「“そんなの関係ねぇと笑い飛ばすんだ”というセリフを忘れてまさかのNGを出してしまい、非常に恥ずかしかったです」と告白。そして「いつものうぇーいな自分を封印したシリアスな演技にご注目ください! OPP!」とメッセージを寄せた。

また第5話では、ついに大岩一課長の愛猫のビビ役・黒豆とあずき役・豆太郎が初共演を果たす。お隣の子どもたちに気に入られて出張していたビビだが、新人・あずきと2匹そろったシーンでどんな表情を見せるのか。