フジテレビ系音楽番組『SHIONOGI MUSIC FAIR』(毎週土曜18:00~)では、石川さゆりの50周年記念特集を21日に放送する。

  • 石川さゆり=フジテレビ提供

番組出演45回目となる石川は、1977年の10月に「津軽海峡冬景色」で初登場した時の秘蔵映像を振り返り、「この時はこんな思いで一生懸命歌っていたなということを思い出す」と感慨深く語る。

また、石川がこれまでの出演の中で最も思い出に残っているという、27年前に玉置浩二とコラボレーションした映像には、懐かしさで大喜び。「音楽ってこんなに楽しくてわくわくするものなんだ」と気づかせてくれた共演だったという。

続いて披露するのは、代表曲「天城越え」。最初にこの曲に出会ったときの印象について、現実の自分とはあまりにかけ離れた歌詞の世界に「この曲は私には歌えないかも。無理」と思ったと言うが、理解はできないとしても「演じながら歌えばいいんだと思った初めての曲」だと打ち明ける。

後半は東京スカパラダイスオーケストラから谷中敦、NARGOの2人を迎え、4月20日に発売された新曲「虹が見えるでしょう」を披露。この曲は谷中が作詞、NARGOが作曲を担当。谷中とは何度も相談しながら詞を作ったという。スカパラとはお互いの楽曲に参加するなど交流も深く、27年にもわたる付き合いであることが明かされ、出会いやプライベートでの懐かしい思い出なども語られる。

最後を締めくくるのは、50周年記念シングル第一弾の「残雪」。加藤登紀子に初めて作詞作曲を依頼したというこの曲は、コロナ禍の状況で、誰の心にもある温かさと厳しさを併せ持った“ふるさと”をテーマにしたいという思いを伝えて作ってもらったという。

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