パーク24は5月9日、「電気自動車(EV)」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は2月16日~22日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員6,940人を対象に、インターネットで実施した。

  • 保有しているクルマのエンジンタイプ

保有しているクルマのエンジンタイプについて聞くと、「レギュラーガソリン車」(73%)が突出して多く、2位は「ハイブリッド車」(18%)、3位は「ハイオクガソリン車」(14%)だった。「電気自動車」は1%とわずかだった。

電気自動車を運転したことがあるか尋ねたところ、17%が「ある」と回答した。

  • 電気自動車を運転したことがありますか

電気自動車を運転したことがある人に、運転した方法について聞くと、「レンタカー」(27%)が最も多く、僅差で「カーシェアリング」(24%)、「家族や友人・知人から借りたクルマ」「自家用車」(各12%)、「一緒に外出した人のクルマ」(10%)と続いた。「その他」では、「社有車」や「カーディーラーやイベントでの試乗」という回答が見られた。

  • 電気自動車を運転した際は、何で運転しましたか

電気自動車を保有していない人に、電気自動車がどのようになったら購入するか尋ねたところ、38%が「価格が手ごろになったら」と答えた。22%は「購入するつもりはない」と答えている。「EVステーションが増えたら」(18%)、「航続距離に不安がなくなったら」(12%)、「好きな車種があったら」(8%)という回答もあった。

  • 電気自動車がどのようになったら購入しますか

電気自動車がどのようになったら購入するかという質問に対する答えを年代別で見ると、20代以下と30代は「好きな車種があったら」が「航続距離に不安がなくなったら」を僅差で上回っている。また、60代以上は「購入するつもりはない」が約3割となり、他の年代に比べ電気自動車の購入意欲が低いことがわかった。

電気自動車の1回充電あたりの航続距離を知っているか尋ねると、3人に2人が「知らない」と回答した。

  • 電気自動車の1回充電あたりの航続距離を知っていますか

航続距離を知っている人の過半数は、アンケート実施時に発売されている主な乗用車タイプの航続距離「256km~505m」(日産「LEAF」450km、アリア「B6」470km、ホンダ「Honda e」283km、マツダ「MX-30 EV MODEL」256km、レクサス「UX300e」367km、テスラ「Model Xロングレンジ」505km/WLTCモード:市街地、 郊外、 高速道路といった走行モードで構成された、 「世界統一試験サイクル」とも呼ばれる国際的な測定方法)を認識していた。