ステランティスジャパンは4月28日、DS AUTOMOBILESの新型Cセグメントハッチバックモデルとなる「DS 4」を発売した。

  • “REFINEMENT ENGINEERED(世界で最も美しいクルマ)"--「DS 4」登場

「DS 4」は 「DS 7 CROSSBACK」「DS 3 CROSSBACK」「DS 9」に続く、DS オートモビル4番目のモデル。プレミアムCセグメントにおいて、従来のトラディショナルなコンパクトハッチバックに求められる価値基準を見直し、より洗練されて(“REFINEMENT ENGINEERED")誕生した。

  • 「世界で最も美しいクルマ」に選出された新世代のアヴァンギャルドなデザイン

DS 4は2022年1月にフランス・パリで開催された「第37回国際自動車フェスティバル」において「Most Beautiful Car of the Year 」を受賞。"世界で最も美しいクルマ"に選出された。DS DESIGN STUDIO PARISをはじめとするデザイン&エンジニアチームの取り組みは、世界的に高い評価を受けている。

際立つエクステリアに加えて、インテリアもクラスを超えたエレガントでピュアな室内空間を表現。さらに、DS初となる新たな先進装備を数多く搭載している。

  • 3種類のパワートレインを用意--1.2Lガソリン、1.5Lクリーンディーゼル、1.6L PHEV

パワートレインは1.2Lガソリン(PureTech)、1.5Lクリーンディーゼル(BlueHDi)、56km(WLTCモード)のEV走行レンジを誇るPHEV(E-TENSE、1.6Lガソリンがベース)の3種類を設定。組み合わされるギアボックスはすべて8速ATとなる。

グレード構成はベースモデルが「TROCADERO」(受注生産、PureTechのみ)で、主力モデルの「RIVOLI」はDSとして初採用の各種インフォテイメントシステムやDSアクティブスキャンサスペンションなどを装備。さまざまな選択肢を用意することで多様化するニーズに幅広く対応する。

プラットフォームには第3世代のEMP2(Efficient Modular Platform 2)を使用。ボディサイズは流麗な個性際立つシルエットにゆとりあるキャビンスペース、そして高い積載能力を兼ね備えている。WLTCモード燃費は「DS 4 PureTech」が17.7 km/L、「DS 4 BlueHDi」が21.2km/Lを達成するなど、優れた燃費と環境性能を誇る。

また「DS 4」は、サステナブルへの取り組みとして再生および再利用が可能なグリーン素材を30%使用(うち28%が金属類、2%がプラスチックなどの高分子ポリマー)。ダッシュボードの構成部品をはじめ、フロント・リヤバンパー、アンダーフロア等、約50点に再生プラスチックを28kg使用し、環境負荷低減に努めているとのこと。

メーカー希望小売価格は「TROCADERO PureTech」が398万円、「RIVOLI PureTech」が449万円、「RIVOLI BlueHDi」が469万円、「RIVOLI E-TENSE」が572万円。

  • 特別仕様車「DS 4 LA PREMIERE」を限定50台で発売

また、「DS 4」の国内導入を記念して、フランス語で"The First"を意味する特別仕様車「DS 4 LA PREMIERE(ラ プルミエール)」を発表。パワートレインは「PureTech」「BlueHDi」「E-TENSE」の3種類から選択を可能とした。ボディカラーはグリラケおよびクリスタルパールのメタリック2色を設定、計50台の限定発売となる。

メーカー希望小売価格は、DS 4 「LA PREMIERE PureTech」514万円。同「 LA PREMIERE BlueHDi」534万円。同「LA PREMIERE E-TENSE 」642万円。