こどもりびんぐは4月29日、「シルミル研究所」が実施した「子どものロボット教室・プログラミング教室」についての調査結果を発表した。調査は2月25日〜3月10日、高校3年生以下の子どもがいる243人を対象に行われたもの。
まず、子どもをプログラミング教室に「通わせている」「以前通わせていた」という人は全体8.2%であった。「通わせていないが興味がある」と答えた人は49.0%と半数近い結果となっている。通わせた理由については、「論理的思考力を付けたいから」が50.0%で最多となり、次いで「小学校で必修化されたから」「将来に必要なスキルだと思うから」が同率40.0%で続いた。
子どものプログラミング経験については、35.8%が「あり」と回答。プログラミング教室以外の機会に関しては、「学校の授業」が21.8%、「玩具などを通じて」が9.9%となっている。回答者(親)自身がプログラミングにまつわる仕事をしていたり、知識・経験があるという人は13.2%だった。
「子どものプログラミング教室」期待度は、2020年・2021年に続き「富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)」が1位。これから利用したいと考える人からは、「富士通がやっているということで信頼度が高い」「知り合いが通っていて良いと言っていた」といった理由があがっている。
次いで、2位には「トライ式プログラミング教室」、3位には「タミヤロボットスクール」が続く結果となっている。
また、子どもを通わせる際に最も重視したことについては、「子どもが楽しめるかどうか」が25.0%で最も多く、次いで「通いやすさ」(22.9%)や「月謝・利用料」(10.4%)が続いた。