アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの有岡大貴が、TBS系金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜22:00~)で、捜査一課の刑事・磯ヶ谷潔役を熱演している。TBS連続ドラマ初レギュラー出演にして、初めての刑事役に挑んでいる有岡に、役作りや現場でのエピソード、俳優業への思いを聞いた。

  • 『インビジブル』磯ヶ谷潔役の有岡大貴

本作は“クリミナルズ”と呼ばれる凶悪犯を捕まえるために、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組む犯罪エンターテインメント。事件解決のためならどんなグレーな手でも使う刑事・志村貴文を高橋一生、犯罪コーディネーター“インビジブル”を名乗る謎の女・キリコを柴咲コウが演じている。

有岡演じる磯ヶ谷は、純粋で親思いのポジティブ思考だが、少し自己主張が激しい若手のエース刑事候補。役作りに関しては、刑事役というより磯ヶ谷というキャラクターを特に意識しているという。

「磯ヶ谷はとても頑張り屋さんですが、頑張っている姿がどこか空回りしているように見えたり、人の手柄を自分のものにしたり。そこから第3話で志村と捜査を共にし、少しずつ磯ヶ谷自身の心境の変化があり、3話までと3話以降でどこか成長しているなと感じてもらえるようなキャラクターにできたらと思っています」。

4月29日に放送された第3話では、“演出家”と呼ばれるクリミナルズ(要潤)を捕まえるため、志村と捜査を共にした磯ヶ谷。有岡は「志村のやりすぎな捜査に疑問を抱いていましたが、第3話の一件を経て、より志村に協力的に、そして捜査にも真面目に向き合うようになるという成長が感じられるのでは」と予告する。

本作はいずみ吉紘氏によるオリジナル脚本。先の展開は有岡もまだわからないそうだが、「理想としては、『どうしようもないな』と思われがちな磯ヶ谷が事件解決へのきっかけというか、磯ヶ谷がしっかり捜査し、それを経て事件が解決することになればいいなと思います」とイメージを膨らませる。

刑事役だからこそやっておきたいことは? との質問には、「普段装備をたくさんつけているので、そういった装備をまんべんなく使いたい」と答え、「拳銃を使うのかわからないですけど、もしかしたらそういうシーンも出てくるのかな」と、刑事ならではの見せ場を期待した。