――脳人のソノイ役・富永勇也さん、ソノザ役・タカハシシンノスケさんとのチームワークはいかがですか。

顔合わせのときは、ドンブラザーズと脳人、合計8人がそろっていました。富永さん、タカハシさんとは初日にそれほど話をしておらず、私はどちらかというとキジブラザー/雉野つよしを演じる鈴木浩文さんと話が弾んでいました(笑)。富永くんの第一印象は、クールで話しづらいかなと思っていたのですが、実際に話すとすごく気さくで、しっかりしている方だなあと感心しました。タカハシさんは顔合わせのときにチョコをくださいまして、なんて優しい人なんだ~と好意的な印象を持ち、その印象は今もまったく変わっていません。

――役と違って、脳人の方々はドンブラザーズのメンバーとも仲良しなんですね。

こはくちゃんとは、オーディションの最終審査の2つ前から一緒にいたんです。みんなの役が決まったとき、「あっ! あの子がヒロインか」とすぐ納得しましたから。撮影現場ではレギュラーの女の子が2人だけなのもあって、こはくちゃんとはよくお話しています。

――ソノイ、ソノザと同じく、ソノニも「変身」して戦うキャラクターですね。変身についてはどんな思いを抱かれましたか

2人ともカッコいい変身ポーズを取るので、私もいろいろ考えてみました。変身後の脳人のアクションにもご注目してください。

――脳人の敵にあたるドンブラザーズのキャラクターを初めてご覧になったときの感想を聞かせてください。

大勢の人たちが感じたと思うのですが、このちっちゃいの(イヌブラザー)とデッカイの(キジブラザー)はどうやって撮るのかな?と疑問に思いました。いつものスーパー戦隊とはちょっと違う雰囲気なので、面白いですね。

――宮崎さんの先輩というべき、スーパー戦隊シリーズの「悪役ヒロイン」の中で特に印象に残っている人はいますか?

『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年)のヨドンナ様が好きですね。まさに「ヨドンナ様」と呼ぶにふさわしい、美しさと威厳を感じました。

――もしもソノニがドンブラザーズの中から一人、仲間に引き込むなら誰がいいですか。

あっ、全員イヤです! 彼らはちゃんと「戦う相手」として意識をしていますので(笑)。

――これから先、ソノニとしてやってみたいと思うのはどんなことでしょう。

変身前のアクションはぜひやってみたいことの一つです。これまで殺陣を習ってきたのですが、現場でのアクションに同じような緊張感を覚えました。アクションシーンは凄い迫力がありますし、いつかソノニもみんなが驚くような大アクションを披露したいところです。

――将来、どんな女優さんになりたいですか。目標とされる方、特に好きな女優さんはいますか?

好きな女優さんがたくさんいすぎて、お一人に絞れません。これからもいろいろな役柄に挑んで、宮崎あみさといえば誰でもみんなが知っている、というくらいの女優になりたいと思っています。

――宮崎さんから、ソノニ役にかける意気込みを聞かせてください。

妖艶さの中に、可愛い部分を盛り込んで、ソノニを演じていきたいです。まだ撮影が始まったばかりで何もわからないことのほうが多いですけれど、頑張ってソノニの人物像を深めていくことができればと思っています。私もヨドンナ様のように「ソノニちゃん」とニックネームで呼ばれるよう、精一杯ソノニを演じます。みなさん応援をよろしくお願いします!

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