フジテレビ系バラエティ特番『上田晋也の芸人トーク検定』の第4弾が、きょう21日(20:00~)に放送される。

  • 上田晋也(左)と(上段左から)ヒコロヒー、長谷川雅紀、渡辺江里子 (下段左から)森田哲矢、やす子、伊藤俊介=フジテレビ提供

今一番話したい“絶対に盛り上がるだろうトーク”を持ち寄り、トークの総合力を競い合う同番組。トーク自慢の芸人たち総勢14人が集結し、見届け人ゲストとして渋谷凪咲(NMB48)と若槻千夏が参加する。

初登場となるオズワルドの伊藤俊介の持ち込みトークテーマは、「ホントにいた! ウソみたいな店員さん」。行きつけのコンビニで遭遇した年齢確認にまつわる店員とのやり取りエピソードを披露し、スタジオも「えー!?」と驚くテーマだったが、他にも「ウソみたいな店員」に遭遇したというエピソードで、スタジオの芸人たちが続々参戦。

益子卓郎(U字工事)や渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)がエピソードを披露する中、KAZMA(しずる)が「これは2点(満点)出しちゃう」と気合のこもったコメントとともに、とある場所で遭遇した店員のエピソードを披露。クセのある内容に笑いが起きる中、まさかの同じ店員に遭遇したという芸人がスタジオにいた…。

これまで全ての放送で参加しているヒコロヒーは“ありえない運転手”のエピソードで第2弾優勝の貫禄を見せると、前回第3弾でラストに驚異の追い上げ見せて優勝した渡辺隆もここぞとばかりにエピソードを披露。相方・長谷川雅紀が語り出したエピソードを「僕がもらっていいですか」といって話し始めるが、スタジオ総立ちで「めずらしい!」とツッコむ事件も。

恒例の密告コーナーでは「密告! アイツのやばい私生活」をはじめとして、スタジオ芸人たちへの密告がオンパレード。中にはU字工事や錦鯉による相方の密告エピソードも。そして今回も若槻から柴田英嗣(アンタッチャブル)に対する新たな密告が上田に報告されてしまう。

今回は、スタジオ芸人の懐かし映像が盛りだくさん。『めちゃ×2イケてるッ!』のオーディションに参加していた長谷川や森田哲矢の映像や、柴田の体を張ったライオンロケ、そして『ボキャブラ天国』や伝説のコント番組『リチャードホール』の映像も登場する。

そして “平成のうんちく王”上田をうならせる“令和のうんちく王”を探す新企画も登場。これぞという“うんちく”を引っさげて、いけだてつや、池田直人(レインボー)、かじがや卓哉、カモシダせぶん、準特急久保田、トッカグン小野寺、松本勇馬(スカイサーキット)が、本に関するうんちくから、あの人気スマートフォンに関するうんちくまで披露する。

収録を終えた上田晋也のコメントは、以下の通り。

――収録を終えて。

「今回も何の足しにもならない、くだらない話をいっぱい聞かせてもらったなって感じですかね(笑)。あと、芸人だらけの中でのエピソードトークというのは、芸人からすると“外せない”っていうプレッシャーみたいなのがあるので、1回目、2回目はそういう空気感もあったんですが、4回目になって、みんなだいぶ慣れてきたのか、“外したっていいや”、“どうでもいいや”ぐらいの投げやりな感じにはなってきていますよね。逆に言うとそれぐらいの方が面白かったりします。そして、今回もみんなそれぞれの個性やキャラクターを生かした話が多くて話に説得力があるって感じがしました。君のキャラクターからすると“本当にそういう人生を歩んできたんだろうな”とか、そういう“苦い思い出があったんだろうな”とか。こういうエピソードトークって、その芸人の人生が垣間見えるみたいなところが面白かったです」

――視聴者の皆さんにメッセージ。

「本当になんの情報もなく、なんの足しにもなりません。何の勉強にもなりませんけど、まだまだ閉塞感が続く世の中で、“本当に芸人ってバカだなぁ”なんて言う感じでスカっと楽しんで笑ってもらえればもう幸いです」