ラックは4月14日、北海道旭川市を中心とした道北地方の地方活性化を目指す拠点として、2月24日に旭川市内にテレワーク施設を開設していたことを発表した。2022年7月1日より一般利用を開始する。

同施設は安心安全なテレワーク環境整備を基点とした地域交流と、新しい人の流れの創出を目指す旭川市の「アサヒカワワーケーションに係る地域交流型テレワーク施設整備等事業補助金」における採択事業の一つだ。

同施設では、同社の「town/SmartX事業構想」実現に向けた最先端技術の導入実証や、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)への関心が高い人材の育成、地域連携に関する活動を実施する予定。

同社のセキュリティ事業の強みを生かしたセキュアなテレワーク環境を提供するだけでなく、隣接する「ICTパーク」と連携した各種センサーの実証実験や、市外および道外企業の誘致、プログラミング教室などの地域交流イベント、近隣施設との連携も進める。

事業所名は公募にて決定する予定であり、今後は関係者による先行利用を行いながら、並行して各種プロモーション活動に取り組むとしている。