お笑いコンビ・EXITが10日、東京ガーデンシターにて音楽ライブ「GENESIS ~諸行無常のお歌の時間~」を開催。歌のパフォーマンスのほか、新作コントも披露した。
昨年、Sony Musicより本格的にアーティストデビューを果たしたEXITにとって、初の音楽ライブ単独公演。色とりどりに光るペンライトが客席を埋め尽くす中、水平をイメージした衣装をまとった2人が登場すると大きな拍手が沸き起こった。
まずは、昨年リリースしたミニアルバム『GENESIS』からリード曲「SUPER STAR」や兼近が初めて作詞に挑戦した「バナナナナバ」を連続して披露。りんたろー。が「久しぶり~! やっと会えたね」とアーティストになりきって熱く呼びかけると、兼近大樹は「久しぶりなのかな」「やっと会えたのかな」とツッコみを入れつつ、「コントの一員だと思って盛り上がってください!」と呼びかけた。
そして、一人一人のアイデンティティの多用性を訴える「WHAT COLOR?(feat.明石家さんま)」や、「PEN PEN PEN」「ONE CHANCE」「サヨナラ DAY DREAM」「なぁ人類」を披露。「ONE CHANCE」ではトロッコに乗って会場内を移動。ファンと近い距離で「ありがとう!」「愛してるよ!」などと声をかけた。また、りんたろー。は、ステージ上でペットボトルの水を飲むという憧れのパフォーマンスに挑戦。兼近も真似し、水をこぼすとしっかり拭いていた。
2本の新作コントも披露。兼近は、「天使コント」では天使、「悪魔コント」では悪魔に扮し、どちらも羽をつけてキュートに。悪魔姿のときは語尾に「ジェル」をつけて可愛さが増していた。りんたろー。が「悪魔がかわいくて全然面白くない」とツッコむと、兼近は「俺も思ったよ。口が割れるくらい描いてほしかったんだけど。逆に恥ずかしい」と照れ。りんたろー。がさらに「コイツ可愛く思われたいんだなって」といじると、兼近は「違う違う!」と否定していた。
アンコールでは、MISIAが登場し、「つつみ込むように…」で圧巻の歌声を披露。続いてコラボ曲「SUPER STAR」を披露し、初の生コラボで観客を魅了した。
なお、一般財団法人mudef(ミューデフ)が行う児童養護施設で暮らす子どもや病気の子どもなど“サポートが必要”な子どもたちをライブやスポーツイベントに招待するプロジェクト「Dream Ticket Project」にEXITも賛同し、この日の公演に、東京都と横浜市の児童養護施設の子どもたちと職員を招待。ライブ終了後、EXITは子どもたちと交流を行った。
同公演のオンライン配信はFANYオンラインでは4月12日12時まで、EXITファンクラブ「entrance」では4月15日22時まで発売。
「GENESIS ~諸行無常のお歌の時間~」セットリスト
M1.SUPER STAR
M2.バナナナナバ
M3.WHAT COLOR?
【Dancer Corner】
【天使コント】
M4.PEN PEN PEN
M5.ONE CHANCE
【DJ+Guitar solo】
【体操】
【悪魔コント】
M6.サヨナラ DAY DREAM
M7.なぁ人類
~アンコール~
M8.つつみ込むように…
M9.SUPER STAR
(C)SANTIN AKI