――皆さんそれぞれのライバルは誰になりますか?
尾形:僕は『007』とかそっち系も意識してますから、ここに並んでる作品がライバルだと思ってないですね。『ロッキー4』とか、そういうところをライバルに上を目指さないと。
――(興収目標)2兆円ですもんね。
尾形:はい。
もぐら:僕は全裸で走るってことで、ペプシマンですね。
みちお:松本大洋原作『ピンポン』は超えたいですね。『ピンポン』で絶対音感というのは出てきてないんで、そういう意味でもう超えるのは決まってるようなものなので、ぜひ確認してもらいたいなと思います。
友近:私はフランス映画みたいなのもいいなと思いますし、フラッシュダンスみたいなのもいいし、やっぱり五社英雄監督…。でも、“和”になりすぎるのも違うんで、ショー的なエンタテインメントがそのまま映画になるような、そういうのがいいのかな。そうなるとキョンシーですかね。
向井:懐かしい…
■これをきかっけに俳優として飛躍したい
――皆さん、映画の出演経験はあるのでしょうか?
みちお:僕は主演で出たことあるので(『劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~』)。
布川:猟奇的殺人の犯罪者の役ですね。
もぐら:僕らも主演といいますか…。
みちお:俺らが出たやつの「2」で出てるよね。俺らがいい感じだったから。
もぐら:そうですね、先輩のおかげで「2」に出させてもらって。だから、ホラーは経験済みなんです。夜の森とか走ってますし。
水川:その映画が1日で撮って、それから1カ月で公開してたんで、(3カ月弱ある)今回はあんまり怖くないです。
もぐら:そういう実例がありますから。あと、その映画の監督に「ホラー映画撮る時ってお参りとかしなくていいんですか?」って聞いたら、「全然大丈夫ですよ!」って言いながら監督が速攻で車ぶつけてたんで、撮る場所に対して敬意を持って私は撮影したいと思います。
友近:映画は出たことありますけど、自分が考えてというのは初めてなんで、ちょっと不安ですけどドキドキ楽しみです。
尾形:僕はちょうど1週間前にクランクアップで映画撮ってきて、昼ドラも8年前に3番手やってますし、俳優としては全然自信ありますね。でも主役は初めてなんで、いい芝居して、そこからすぐ違う映画とかドラマとか、月9とかいろんな役をやってみたいですね。二枚目三枚目なんでもやってみたいな。この作品が僕の名刺になるでしょう。