女優の観月ありさが、22日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)第1話にゲスト出演する。

  • 左から山本舞香、伊野尾慧、観月ありさ、松岡昌宏=テレビ朝日提供

女装した大柄な家政夫の“ミタゾノさん”こと三田園薫が、派遣された家庭の内情を覗き見し、そこに巣食う根深い汚れまでもスッキリと落としていくヒューマンドラマの第5シリーズ。主演を務めるTOKIOの松岡昌宏と観月は『ナースのお仕事』以来のドラマ共演となる。

観月が演じるのは、三田園(松岡)たちの依頼人、私立栄林学園の副理事長・林田正美。現在栄林学園は正美の父である理事長のセクハラ問題に揺れており、文科省からの改革要請に対応するため「むすび家政婦紹介所」に家政婦派遣の依頼が。三田園たちが林田家に到着すると、そこには理事長の壮一(大河内浩)、夫の義則(田中聡元)、PTA会長の久村たか子(七瀬なつみ)らが顔をそろえており、さらに正美が連れてきたアメリカ帰りの弁護士・清守修(笠原秀幸)の姿も。熱心に改革案作りに励む一同だったが、正美と清守、そして義則とたか子には怪しげな雰囲気が漂っていた。持ち前の家事スキルで早くも信頼を勝ち取った三田園は、泊まり込みでの業務を申し出、林田家の内情を探り始める。

2人のコメントは以下の通り。

■松岡昌宏

観月とは約25年ぶりのドラマ共演ですが、まさかご出演いただけるとは、と僕もスタッフもびっくりしております。お互い20歳だったのが45歳になり、いい歳のとり方してるし、やっぱり画に力があるよね! カメラが寄っていって観月が「そういうことじゃないでしょ!」ってセリフを言ったときに、「あぁ、観月だなぁ!」って思いましたよ。彼女の作品はたくさん見てきたし、古い仲だからこそちょっとした照れくささがありながらも、なんかうれしいですよね。

観月は本当に青春時代を共に過ごした人。テレビでずっと見ていて、俺がこの世界に入ったきっかけになった女優さんでもあるので、そんなきっかけを与えてくれた女優さんとこうして再共演できるってうれしいし、それがこの『家政夫のミタゾノ』だということもうれしいです。しかも観月のほうからけっこう前のめりな感じで出たいって言ってくれたみたいだから、なおさらね!

ミタゾノの姿見ても、観月は普通でしたよ(笑)。今までのシリーズを見てきてくれたのかな、「おはよ~」みたいな普通な感じで来ましたよ(笑)。

■観月ありさ

『家政夫のミタゾノ』はシリーズも度々拝見しており、お声がけいただいてからはとても楽しみな気持ちでいっぱいでした。松岡昌宏さんとも久しぶりの共演となるので、それもうれしかったです!

この作品はとても良い意味でライトに見られる作品。生活の豆知識が出てくるのも試してみたくなりますよね。人間の、完璧ではない部分であったり、改めて気付かされる道徳心であったり…。深い事を語っているのに、演出的な面白さやミタゾノさんの存在感でサラッと見られるのが魅力の1つなのではないでしょうか。

松岡さんとは25年ぶりのドラマでの共演でしたが、当時と全然変わらず現場では自らがムードメーカーとなり、スタッフや共演者を引っ張っていて、とても和やかな雰囲気で撮影ができました。2人で「今度は25年経たないうちにまた共演したいね」と話していました。でも……生ミタゾノさんは強烈でしたね(笑)。

『家政夫のミタゾノ』第5シリーズの第1話、とても心温まる楽しい内容です。松岡さんとの25年ぶりの共演も見どころですので、ぜひお楽しみください。