「くら寿司」は、3月31日に世界最大の回転寿司店となるグローバル旗艦店「くら寿司 スカイツリー押上駅前店」をオープンする。それに先立ち、3月30日に開催されたメディア内覧会では、新店舗のお披露目や同店限定商品をはじめとする試食会を実施。多くのメディアが注目する大規模店舗の全貌を、早速紹介していこう。
■「くら寿司 スカイツリー押上駅前店」とは?
「押上(スカイツリー前)駅」B3出口から約30秒。まさに「東京スカイツリー」のお膝元に「くら寿司 スカイツリー押上駅前店」は誕生した。
昨今のコロナ禍において飲食業界は、テイクアウトやデリバリーに注力する傾向に。そんな中、くら寿司はコロナ収束後に消費者が求める「非日常やレジャー性を楽しみたい」という価値観に目を向けた。
同店はそんな消費者ニーズに合わせ、大手外食チェーンでは最高峰と言える"店内エンターテイメントアトラクション"を導入。
さらに注目すべきは、規模の大きさ。同店の店舗面積は世界最大の834㎡、座席数はくら寿司最大となる277席を配置する大スケール空間だ。店舗は1階・2階に分かれており、予約やお会計もフロアごと。規模に合わせてシステムも工夫されているという。
エンターテイメントも兼ね備えた世界最大の回転寿司屋はどんなものなのか……早速見ていこう。
■遊べるエンターテイメント空間
まずは1階から。木のぬくもりを感じる内装は、クリエイティブディレクター佐藤可士和氏がプロデュース。入り口には巨大な浮世絵が描かれ、壁にはちょうちんが配されるなど、グローバル旗艦店らしい和の雰囲気を感じる。
さらに奥に進むと、同社おなじみの抽選ゲーム「ビッくらポン!」が巨大化した「ビッくらポン!DX」が設置されている。リアルとデジタルが融合したド派手な装飾に加え、大当たりが出ると景品が2個もらえるなど、これまで以上のワクワク感を創出してくれる。
続いて、2階にあがると1階とは種類の異なる「ビッくらポン!DX」が登場! フルデジタルで、より近代的なアトラクションに。
また、2階にはデジタル射的「ビッくらギョ!」があり、寿司屋らしく魚を取るゲームで遊ぶことができる。獲得した得点によって景品の数が変わるので、子どもも大人も盛り上がること間違いなし。
そのほか、感染症対策もバッチリの暖簾付きの半個室席やカウンター席など、さまざまなユーザーニーズと食事スタイルに対応した席が1階・2階ともに用意されている。
■店舗限定メニューを堪能
メニューにはオープン記念として、「スカイツリー押上駅前店」限定の「sorairo ソフト」(380円)と「sorairo ミックス ソフト」(380円)が登場。
くちなしの実で美しい青色に色づけされた本商品は、生乳60%のソフトクリームを使用。コクを感じつつも控え目な甘さで、飽きることなく食べ進められる。また、添えられているサクサク食感のワッフルクッキーもソフトクリームと相性抜群だ。
さらに今回、2021年4月22日にオープンしたグローバル旗艦店「くら寿司 道頓堀点」が間もなく1周年を迎えるのを記念し、「道頓堀たこ焼きロール」(264円)が3月31日より登場する。こちらはグローバル旗艦店限定の新商品。
きゅうりとえびマヨを巻いたロール寿司の上に、外がカリカリ、中はふわっ! とろっ! とした、たこ焼きをトッピング。たこ・えび・きゅうりなど、多彩な食感を楽しむことができる一風変わった商品だ。
そのほか、グローバル旗艦店限定の「レッドドラゴンロール」(264円)、「ゴールデンクランチロール」(264円)、「えびタイガーロール」(264円)の3種も用意されている。
「くら寿司 スカイツリー押上駅前店」は、エンターテイメントがプラスされた食べて遊べる新感覚の回転寿司だった。店舗が1階・2階に分かれていることもあり、一度ならず2度、3度訪れてみたくなってしまう。そんな新しい寿司屋の魅力に、あなたもハマってみてはいかがだろうか。
■Information
「くら寿司 スカイツリー押上駅前店」
【場所】東京都墨田区1-8-23 1階・2階
【営業時間】11:00~23:00 ※ラストオーダー22:30